Archive for the ‘危険運転致死傷罪’ Category
京都市の危険運転致死事件で逮捕 示談の弁護士
京都市の危険運転致死事件で逮捕 示談の弁護士
京都市右京区在住30代男性無職Aさんは、京都府警右京警察署により危険運転致死の容疑で逮捕されました。
Aさん家族は危険運転致死事件に強い弁護士事務所を訪問し、示談交渉を依頼しました。
危険運転致死事件に強いと有名なB弁護士は、迅速に示談交渉を進めていきました。
今回の事件は、フィクションです。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成27年4月24日判決、水戸地方裁判所で開かれた危険運転致死被告事件です。
【事実の概要】
被告人は、3軒の飲食店等で飲酒した後、帰宅しようと考え、普通乗用自動車を走行させていた。
その際、運転開始前に飲んだ酒の影響により前方注視及び運転操作が困難な状態で、普通乗用自動車を時速約75ないし77キロメートルで走行させていた。
その頃、同所先道路において、進路前方を同一方向に走行中の被害者運転の原付バイク後部に自車前部を衝突させて同原付バイクもろとも被害者を路上に転倒させた。
この事故によって、被害者に脳挫傷の傷害を負わせ、病院において、被害者を前記傷害により死亡させた。
【判決】
懲役7年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情
・被告人が自らの罪を全面的に認めた上,被告人なりの反省の態度を示していること
・今後,保険により,被害者遺族らに対し相当額の損害賠償がされる見込みがあること
危険運転致死事件では、正式裁判により執行猶予の付かない懲役を言い渡される可能性が高いです。
ご遺族の方の被害感情が峻烈なケースが多く、示談交渉も難航する可能性が極めて高くなります。
示談交渉をお考えの方は、示談交渉の経験が豊富な弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
危険運転致死事件に強い弁護士による粘り強い示談交渉により、示談成立・懲役回避を目指します。
(京都府警右京警察署 初回接見料:40400円)
大阪市の危険運転致傷事件で逮捕 減刑の弁護士
大阪市の危険運転致傷事件で逮捕 減刑の弁護士
大阪市大正区在住20代男性フリーターAさんは、大阪府警大正警察署により危険運転致傷の容疑で逮捕されました。
逮捕当時、日曜日ということもあり、Aさんのご親族はAさんと面会もできず、弁護士に相談することもできませんでした。
しかし、土日でも対応できる交通事故・交通違反事件の経験の豊富な弁護士事務所へ相談することができました。
今回の事件は、フィクションです。
~判例の紹介~
紹介する判例は、平成27年3月23日判決、東京地方裁判所で開かれた刑事裁判です。
被告人は、薬物の影響下で車を運転した上、2名にケガを負わせたとして危険運転致傷罪に問われていました。
【事実の概要】
被告人は、自車を運転し、交差点手前で同車を停止させ、信号に従い発進しました。
しかし、使用した薬物の影響により、自車を急発進させ、進路前方で信号に従い停止していたB運転の原付バイクの後部に自車前部を衝突させて同原付バイクもろとも同人を路上に転倒させた。
さらに、同所交差点内において、左方道路から信号に従って進行してきて右折のため一時停止していたC(当時67歳)運転の普通乗用自動車右前側部に自車前部を衝突させた。
前記Bに加療約22日間を要する右鎖骨遠位端骨折等の傷害を、前記Cに加療約8日間を要する頸髄振盪の傷害をそれぞれ負わせた。
【判決】
懲役1年4月
執行猶予4年
【量刑の理由】
被告人に有利な事情(減刑理由)
・被害者2名の傷害結果は重篤とまではいえない。
・任意保険により被害者Cに対する賠償が完了し、被害者Bに対しても確実な賠償の見込みがある。
・被告人は、本件を反省し、危険ドラッグへの依存を断ち切るため精神科に通院するなどし、妻も今後の監督と支援を約束している。
危険運転致傷事件でお困りの方は、土日祝日に逮捕されても対応可能な弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
土日祝日も営業している法律事務所ですので、突然の逮捕でも法律相談を承ることができます。
交通事故・交通違反事件に精通した評判のいい弁護士も在籍しております。
刑事裁判になっても減刑を目指して、万全の弁護活動を行っていきます。
(大阪府警大正警察署 初回接見料:36600円)
神戸市の危険運転致死事件で逮捕 執行猶予の弁護士
神戸市の危険運転致死事件で逮捕 執行猶予の弁護士
神戸市灘区在住30代男性会社員Aさんは、兵庫県警灘警察署により危険運転致死の容疑で現行犯逮捕されました。
同署によると、大量のアルコールを摂取した状態で自動車を運転し、自転車に乗っていた被害者を轢き、死亡させたようです。
逮捕後の取調べでは、酔っていて覚えていないなどの発言をしているそうです。
今回の事件は、フィクションです。
~危険運転致死傷罪の導入~
危険運転致死傷罪は、2001年の刑法改正の際に導入されました。
悪質で危険性の高い交通違反による交通事故に対して、厳罰化の声が高まったことにより導入されました。
そして、2013年、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律(通称、自動車運転死傷行為処罰法)が新設されました。
これに伴い、従来型の危険運転致死傷罪の条文が、刑法から自動車運転死傷行為処罰法に移行されました。
また移行されるとともに、危険運転致死傷罪の適用対象の追加、新類型の危険運転致死傷罪が規定されました。
つまり、自動車運転死傷行為処罰法に成立により、危険運転致死傷罪が適用される範囲が広くなったと言えます。
~危険運転致死傷罪と処罰~
危険運転致死罪の法定刑は、1年以上20年以下の懲役または15年以下の懲役です。
危険運転致傷罪の法定刑は、15年以下の懲役または12年以下の懲役です。
どちらも重たい処罰となっているのがわかると思います。
一般的に、危険運転致死罪で刑事処罰を受ける場合、執行猶予が付かない実刑判決となる可能性が高くなります。
死亡事故後の「ひき逃げ」があればさらに重くなります。
少しでも刑を軽くできるように、交通事故に強い弁護士に相談されることをお勧めします。
危険運転致死事件でお困りの方は、交通事故に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
勾留阻止・保釈といった身体解放活動、執行猶予獲得など刑事処罰の軽減に精通した弁護士が在籍しております。
まずはあなたのお悩みを当事務所に弁護士にきかせてください。
(兵庫県警灘警察署 初回接見料:38100円)
大阪市の危険運転致死事件で逮捕 初回接見の弁護士
大阪市の危険運転致死事件で逮捕 初回接見の弁護士
大阪市都島区在住30代男性会社員Aさんは、大阪府警都島警察署により危険運転致死の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは飲酒した状態で車を運転し、自転車に乗っていた被害者を轢き、死亡させたようです。
調べに対し、Aさんは、女性関係のトラブルが原因で自暴自棄になって車を運転したと話しているようです。
今回の事件はフィクションです。
~逮捕されたときいたら~
身内の方が危険運転致死事件の容疑者として逮捕されたときいたら、驚く人がほとんどではないかと思います。
そもそも逮捕とはどのようなときになされるのでしょうか。
逮捕とは、犯人が逃げたり証拠隠滅をしたりしないように、その身体を警察署内の留置場などに一定時間拘束することをいいます。
交通事故などの際は、交通事故の現場で現行犯逮捕されるケースが多いでしょう。
もし逃走するなどしたら、後日、逮捕状によって逮捕(通常逮捕)されることになるでしょう。
逮捕されてしまうと、その後勾留されてしまうケースがほとんどです。
身柄を拘束されてしまうと、外部との接触・連絡は制限をされ、自由に連絡をとることができなくなります。
場合によっては接見禁止がつく場合があり、その場合は家族との面会、書信のやり取りすらできなくなります。
早期に身柄の解放、接見禁止の解除をしたい場合は、弁護士を通じて捜査機関や裁判所などに対して働きかける必要があります。
~初回接見サービスとは~
大切なご家族・ご友人が逮捕されたときいて、何で?と思われる方がほとんどだと思います。
すぐにでも面会に行きたいと思われるかもしれませんが、ご家族の方が面会に行けるのは逮捕されてから数日後となるのが一般的です。
接見禁止がついていれば、それが解除されるまで面会だけでなく信書のやりとりすら許されません。
しかし、弁護士だけは例外です。
弁護士ならば時間制限等なく自由に危険運転致死事件の容疑者となってしまった方と面会することが可能です。
逮捕後、すぐに接見して今後の弁護方針を話してほしい、伝言を伝えてほしいなどといった要望に応えるのが初回接見サービスとなります。
簡易な手続きで初回接見サービスを受けることができるので、詳しくは当事務所のホームページをご覧ください。
危険運転致死事件でお困りの方は、逮捕・勾留事件を多数手掛けている弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
交通事故・交通違反事件を多数取り扱っている弁護士が在籍しております。
まずは無料法律相談・初回接見サービスをご利用ください。
(大阪府警都島警察署 初回接見料:3万5500円)
京都市の危険運転致傷事件で逮捕 執行猶予の弁護士
京都市の危険運転致傷事件で逮捕 執行猶予の弁護士
京都市東山在住30代男性自営業Aさんは、京都府警東山警察署により危険運転致傷の容疑で逮捕されました。
Aさんは、危険ドラッグを吸った後、正常な運転ができない状態で車に乗り、危険な運転をして歩行者2人にけがを負わせました。
同署の取調べでAさんは、危険ドラッグを吸って車を運転したのは間違いないと認めているそうです。
今回の事件は、フィクションです。
~危険運転致死傷罪とは~
かつては、刑法208条の2に危険運転致傷罪の規定が定められておりました。
2013年、自動車運転死傷行為処罰法が新設されました。
新しい法律の制定に伴い、危険運転致死傷罪の規定が移行された上、新しい類型の危険運転致死傷罪の規定され処罰の範囲が広がりました。
代表的な危険運転致死傷罪にあたる行為は以下の通りです。
・アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為
・進行を制御することが困難な高速度で自動車を走行させる行為
・進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させる行為など
危険運転致死傷罪の法定刑は、傷害でとどまれば、15年以下の懲役または12年以下の懲役です。
一方、死亡させてしまった場合は、1年以上20年以下の懲役または15年以下の懲役です。
(自動車運転死傷行為処罰法第2条、第3条)
~危険運転致死傷で逮捕されてしまったら~
危険運転致死傷事件を起こした場合、逮捕される可能性があります。
もし逮捕されてしまったら、すぐに弁護士を通じて身柄解放のための弁護活動を依頼しましょう。
また、危険運転致死傷罪の刑事処罰は執行猶予の付かない実刑判決となる可能性が極めて高くなります。
実刑判決が下ってしまうと、判決後、皆さんもご存じのとおり刑務所へ収容されてしまいます。
危険運転致死傷罪での実刑判決は長期になる可能性が高く、その分、刑務所での生活も長期に及んでしまします。
執行猶予の付かない実刑判決を回避するうえでも、弁護士を通じて処罰の軽減のための弁護活動を依頼し、執行猶予付きの実刑判決獲得を目指しましょう。
危険運転致傷事件でお困りの方は、執行猶予判決を多数獲得している弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
執行猶予判決以外でも、示談締結による不起訴処分獲得、前科回避も多数獲得しております。
まずは、刑事事件・少年事件で評判のいい弁護士が在籍する当事務所へお問い合わせください。
(京都府警東山警察署 初回接見費用:4万720円)
愛知県警中村警察署の危険運転致死傷事件 示談に強い弁護士
愛知県警中村警察署の危険運転致死傷事件 示談に強い弁護士
Aさんは精神神経用用剤等を多量に服用して自動車を運転した結果、接触事故を起こしてしまいました。
Aさんの車両が高速道路の防護壁に追突して停車した後、後部からの走行車が次々と追突しました。
弁護士はご家族から愛知県警中村警察署に接見に行ってほしいと依頼を受けました。
(これはフィクションです)
~薬物使用後の交通事故~
薬物影響下で事故を起こした場合、事故の瞬間は十分な判断能力がない状態であることが多いです。
よって、このような場合、加害者を罪に問うことはできないと判断される可能性があります。
しかし、車両等の運転前から薬物の影響を予測しえたと考えられる場合は、加害者の法的責任が問われないとも限りません。
最悪の場合、非常に重い刑罰が規定されている危険運転致傷罪に問われる可能性があります。
同じ薬物による交通事故でも、状況によって結果が変わってくるのです。
もし薬物使用を原因とする交通事故をご自身があるいはご家族が起こしてしまった場合は、速やかに弁護士にご相談ください。
交通事故の示談に精通した弁護士による、早期かつ適切な対処が何より重要となってきます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、危険運転致死傷事件にも対応できる刑事事件総合法律事務所です。
交通事故・交通違反事件において示談を成立させた経験の豊富な弁護士が、親身に対応致します。
なお、薬物による交通事故で愛知県警中村警察署に逮捕されてしまった場合には、弊所の初回接見サービスがおすすめです(初回接見費用:3万3100円)。
大阪府の発作による交通事故で勾留 減刑に強いと評判の弁護士
大阪府の発作による交通事故で勾留 減刑に強いと評判の弁護士
Aさんは、自動車を運転中、てんかんの発作により意識障害に陥り、歩行者と衝突しました。
その結果、自動車運転死傷行為処罰法違反により大阪府警都島警察署に逮捕されました。
Aさんは、てんかんであるため、意思から運転を控えるよう伝えられていました。
(この事件はフィクションです)
~発作による事故の判例~
特定の病気の影響により正常に運転できない状態で車を運転し、人を死亡させた場合には15年以下の懲役、負傷させた場合には12年以下の懲役になります。
自動車運転死傷行為処罰法に規定される危険運転致死罪の一つです。
そして、この特定の病気とは、統合失調症やてんかん、再発性の失神、低血糖症、うつ病、睡眠障害が含まれます。
今回は、てんかんによる発作によって事故が誘発された場合の判例をご紹介します。
■札幌地裁平成26年9月2日
被告人は、てんかんの持病を有していました。
その上、無免許で自動車を運転していたところ、てんかんの発作により意識喪失状態に陥りました。
その結果、自車を対向車線に進出させ、対向してきた自動車と衝突しました。
被告人は自動車運転死傷行為処罰法違反で逮捕されました。
この事件について、裁判所は
・被告人は持病のてんかんについて十分認識していたこと
・あらかじめ医師から自動車の運転を止められていたこと
・無免許で運転していたこと
などを理由に責任は重大であるとして、懲役1年10か月の実刑判決を下しました。
一方で
・被告人が反省をしていること
・被害弁償の意欲を見せていること
・被告人の母親が弁償の努力などを見せていること
などが減刑される材料となったものと考えらえます。
交通事故・交通違反事件を起こしてしまった場合、様々な事情により減刑される可能性があります。
減刑を得るためには、迅速な対応が必要です。
そのため、交通事故・交通違反事件を起こしてしまった場合には、速やかに弁護士に相談してください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、交通事故・交通違反事件をはじめとする刑事事件専門の弁護士事務所です。
減刑されたいという方は、ぜひ一度ご相談下さい。
なお、大阪府警都島警察署に逮捕されてしまった場合には、初回接見サービスがおすすめです(初回接見費用:3万5500円)。
大阪市の危険運転致傷事件で逮捕 勾留の弁護士
大阪市の危険運転致傷事件で逮捕 勾留の弁護士
Aさんは車線変更を繰り返し、後続車がAさんの車を追い抜くことを妨害しました。
この結果、Aさんは後続車と衝突し、危険運転致傷罪で逮捕されました。
現在は、大阪府警大淀警察署で勾留されています。
(この事件はフィクションです)
~通行妨害事故の判例~
自動車運転死傷行為処罰法では、危険運転として6項目を法定しています。
法定された危険運転によって、人を負傷させた場合には15年以下の懲役、死亡させた場合は1年以上の有期懲役になります。
今回は中でも、通行妨害による事故の判例をご紹介します。
■東京高判平成16年4月15日
被告人は、自動車を運転中、被害者運転のV車に追い抜かれたことが面白くありませんでした。
被告人は加速してV車を追い抜いて、その前に出た後も、後方からあおってくるA車を前に出さないように走行しました。
その際に、ウインカーを出すことなく車線を変更したため、A車に衝突しました。
A車はその衝撃で対向車に衝突し、対向車の運転手にけがを負わせ、その対向車は歩行者を巻き込み歩行者が死亡しました。
被告人はV車のあおり行為をやめさせようとして、このような行為にでていました。
しかし、裁判所は、
・V車に衝突を避けるためブレーキをかけさせており、V車の安全な通行を妨げることを目的としていたことは明らか
・著しく接近していたV車の直前で進路を変更したものであることが認められる
として危険運転致死傷罪(通行妨害)にあたるとしました。
そして、
・制限速度を30kmも超える高速度で行われたこと
・極めて無謀且つ危険な運転であること
・事故により1名死亡していること
・被告人が事故後逃走し、さらに運転開始直前まで相当量摂取していたこと
などを理由に、被告人の責任は重いものとして、懲役7年に処すると判断しました。
通行妨害をはじめとする危険運転致死傷罪により勾留されたときは、速やかに交通事故・交通違反事件に明るい弁護士にご相談下さい。
勾留を阻止し、早期釈放を勝ち取るためには、事故後の迅速な対応が重要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は交通事故・交通違反事件をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。
危険運転致死傷罪等の刑事弁護で評判のいい弁護士が丁寧かつ分かりやすくご対応いたします。
なお、大阪府警大淀警察署に勾留されている場合には、初回接見サービスがおすすめです(初回接見費用:3万4700円)。
名古屋の危険運転致死事件で逮捕 執行猶予の弁護士
名古屋の危険運転致死事件で逮捕 執行猶予の弁護士
現場は見晴らしの良い道路でしたが、Aさんが酩酊状態であったため前方の自動車に追突してしまいまいた。
Aさんは、危険運転致死の容疑で愛知県警中村警察署に現行犯逮捕されました。
(フィクションです)
※今回は、平成23年10月31日付の最高裁判所の判例を参考に作成しました。
~危険運転致死事件~
飲酒して運転した場合、危険運転致死罪に問われる場合があります。
具体的には、「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ」、人を死亡させた場合です。
それでは、この「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態」とはどのような状態をいうのでしょうか。
上記の最高裁判所の判例はこれを明らかにしていますので、今回は、この判例をご紹介致します。
なお、この判例は法改正前に出された判例ですが、実質的な中身の改正はなされていなませんので現在でもこの判例をベースに考えて良いものと考えられます。
それでは事案を見ていきましょう。
容疑者は、夜間、最高速度が時速50㎞と指定されている道路を時速約100㎞という高速度で自車を走行させ、前方を走行する車両に自車を衝突させました。
現場は、見通しの良いほぼ直線の道路だったということです。
この際、容疑者は、焼酎ロックを合計8・9杯のほか、ブランデーやビールを飲酒しており、身体のバランスを崩して平衡感覚を保ち得ないなどの状態でした。
上記判決で最高裁判所は、アルコールの影響により正常な運転が困難な状態とは、
「アルコールの影響により道路交通の状況等に応じた運転操作を行うことが困難な心身の状態をいうと解される。
しかし、アルコールの影響により前方を注視してそこにある危険を的確に把握して対処することができない状態も含まれる」
としています。
危険運転致死罪は、執行猶予が付きにくい犯罪です。
ですので、危険運転致死罪で執行猶予を獲得するためには刑事事件に精通した弁護士に相談することがポイントとなります。
あいち刑事事件総合法律事務所は危険運転致死事件の刑事弁護活動にも対応しております。
危険運転致死事件でお困りの方は、刑事事件・少年事件のみを扱う弊所にお任せ下さい。
弊所には、評判のいい弁護士が多数在籍しています。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕された場合は、初回接見サービスをご利用ください(初回接見費用:3万3100円)。
愛知の危険運転致傷罪事件 減刑の弁護士
愛知の危険運転致傷罪事件 減刑の弁護士
愛知県名古屋市の県道で、20代男性Aの運転する車が高校生と衝突しました。
愛知県警中警察署は、Aを自動車運転処罰法の危険運転致傷罪の容疑で逮捕しました。
愛知県警中警察署によると、事故当時Aは危険ドラッグを服用していたとのことです。
(この事件はフィクションです)
~薬物を服用し走行した自動車と歩行者の衝突事例~
今回は、ドライバーが薬物を服用し運転していた場合の歩行者との衝突事例をご紹介します。
■福岡地裁平成26年7月14日
平成25年9月8日深夜、40代の会社員は、自動車を走行中、付近の歩道上にいた歩行者4名と衝突し、傷害を負わせました。
会社員は、運転開始前に脱法ハーブ(危険ドラッグ)を吸引し、薬物の影響によって正常な運転を行うことが困難な状態であったということです。
この事件について裁判所は、
「被告人は、日常的に脱法ハーブを使用しその影響を十分に実感していたのであり、
脱法ハーブを吸引したうえで自動車を運転した場合の危険性を認識していたにもかかわらず、
安易に脱法ハーブを吸引し、すぐさま自動車を運転したのであるから、被告人の意思決定は厳しい非難に値する」
としました。
事件当時、当該ハーブを吸引すること自体は法の網目を潜り抜けた合法なものでした。
しかし、合法な薬物であっても正常な運転を困難にする場合は、運転手を危険運転致傷事件の加害者にしてしまう危険があります。
現在は、薬物の影響により正常な運転が困難な状態で人身事故を起こした場合、危険運転致傷罪として自動車運転処罰法により厳格に処罰されます。
危険ドラッグなどの影響により正常な運転に支障を生じるおそれがある状態で人身事故を起こした場合も同様です。
もし危険運転致死傷事件を起こしてしまった場合には、速やかに交通事故・交通違反事件に強い弁護士に相談してください。
減刑を実現するためには、一日でも早い弁護活動の開始が大切です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、交通事故・交通違反事件をはじめとする刑事事件専門の弁護士がご対応させていただきます。
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