京都市の危険運転致傷事件で逮捕 執行猶予の弁護士

2015-09-06

京都市の危険運転致傷事件で逮捕 執行猶予の弁護士

京都市東山在住30代男性自営業Aさんは、京都府警東山警察署により危険運転致傷の容疑で逮捕されました。
Aさんは、危険ドラッグを吸った後、正常な運転ができない状態で車に乗り、危険な運転をして歩行者2人にけがを負わせました。
同署の取調べでAさんは、危険ドラッグを吸って車を運転したのは間違いないと認めているそうです。

今回の事件は、フィクションです。

~危険運転致死傷罪とは~

かつては、刑法208条の2に危険運転致傷罪の規定が定められておりました。
2013年、自動車運転死傷行為処罰法が新設されました。
新しい法律の制定に伴い、危険運転致死傷罪の規定が移行された上、新しい類型の危険運転致死傷罪の規定され処罰の範囲が広がりました。

代表的な危険運転致死傷罪にあたる行為は以下の通りです。
・アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為
・進行を制御することが困難な高速度で自動車を走行させる行為
・進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させる行為など

危険運転致死傷罪の法定刑は、傷害でとどまれば、15年以下の懲役または12年以下の懲役です。
一方、死亡させてしまった場合は、1年以上20年以下の懲役または15年以下の懲役です。
(自動車運転死傷行為処罰法第2条、第3条)

~危険運転致死傷で逮捕されてしまったら~

危険運転致死傷事件を起こした場合、逮捕される可能性があります。
もし逮捕されてしまったら、すぐに弁護士を通じて身柄解放のための弁護活動を依頼しましょう。
また、危険運転致死傷罪の刑事処罰は執行猶予の付かない実刑判決となる可能性が極めて高くなります。
実刑判決が下ってしまうと、判決後、皆さんもご存じのとおり刑務所へ収容されてしまいます。
危険運転致死傷罪での実刑判決は長期になる可能性が高く、その分、刑務所での生活も長期に及んでしまします。
執行猶予の付かない実刑判決を回避するうえでも、弁護士を通じて処罰の軽減のための弁護活動を依頼し、執行猶予付きの実刑判決獲得を目指しましょう。

危険運転致傷事件でお困りの方は、執行猶予判決を多数獲得している弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
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(京都府警東山警察署 初回接見費用:4万720円)

 

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