交通事故を示談で解決

 

【交通事故事件と示談の効果】

交通事故(人身・死亡事故)事件では、検察官による起訴・不起訴の判断、裁判官の量刑(刑罰の重さ)の判断にあたって、被害者や遺族との示談の成否が大きく影響します。

起訴前の交通事故事件においては、示談によって不起訴処分又は正式裁判を回避できる確率が大きく上がります。
起訴後の示談では、量刑が軽くなり、交通刑務所に行かなくてすむ執行猶予判決の可能性が高まります。

また、被害者側との間で示談が成立すれば、民事裁判で損害賠償請求されることも防げるため、交通事故事件の円満解決につながります。
このように交通事故事件においては、示談成立が事件の早期解決、円満解決のための有効な方法となります。
 
交通事故事件で被害者や遺族と示談を成立させるためには、被害者側の不安・不満を払拭できるよう誠心誠意をもって粘り強く示談交渉し、加害者側と被害者側が互いに納得できる示談内容にするのが何より大切です。
 

~交通事故事件における示談のメリット~

・前科の付かない不起訴処分、正式裁判を回避できる略式罰金の可能性(起訴前の示談の場合)

・刑罰が軽くなり執行猶予の可能性(起訴後の示談の場合)

・示談成立後は釈放・保釈の可能性

・示談書作成により、民事裁判(損害賠償請求)を防げる
 

【保険金・示談金額の相場】

交通事故における保険金・示談金の額は事件内容によって大きく異なります。

単純な物損事故や傷害の程度が軽微な人身事故では、数万円~数十万円の保険金・示談金で済むこともあれば、死亡事故や後遺症が残るなど傷害の程度が重い人身事故の場合には、数千万から場合によっては1億円を超える保険金・示談金になる場合もあります。

示談金額・保険金額の相場や詳細をお知りになりたい場合は、交通事故の示談経験豊富な弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
 

【示談締結時に作成する主な書面】

交通事故で示談をする場合には、以下のような書面を作成することが重要です。なぜなら、これらの書面が、不起訴処分または裁判における刑罰を軽くするための証拠となるからです。

1 示談書…示談成立を証する書面
2 嘆願書…被害者側が、示談などによって、加害者・犯人に対して寛大な刑事処分を望む意向を表した書面
3 被害届取下書…被害者側が被害届を取り下げる旨の意向を表した書面

 

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