大阪市の危険運転致死事件で逮捕 初回接見の弁護士

2015-11-12

大阪市の危険運転致死事件で逮捕 初回接見の弁護士

大阪市鶴見区在住40代男性無職Aさんは、大阪府警鶴見警察署により危険運転致死の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は、交通事故事件に強い弁護士事務所初回接見を依頼しました。
初回接見の依頼を受けたB弁護士は、逮捕・勾留されているAさんのもとへ接見に向かいました。

今回の事件は、フィクションです。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成26年9月5日判決、京都地方裁判所で開かれた危険運転致死事件です。

【事実の概要】
被告人は、普通車を運転進行中、あえて自車を対向車線に進出させ、その進行を制御困難な高速度である時速約91.9km超から時速約101kmで自車を走行させた。
なお、この際、道路が最高速度50km毎時に指定され、左方に湾曲する道路であることを認識していた。
対向車線進出後、道路右側の擁壁に衝突する危険を感じて左転把した。
さらに、同道路左側ガードレールに衝突する危険を感じて右転把などした。
しかし、自車の走行を制御できず、自車を横滑りさせながら対向車線へ暴走させた上、道路右側の擁壁に衝突させ横転させるなどした。
これにより、その頃、同所において、自車同乗者P2、P3及びP4をそれぞれ多発外傷により死亡させた。

【判決】
懲役9年

【量刑の理由】
無謀な高速運転により死者が出たことや、同種犯罪を撲滅するためにも厳しく処罰すべきことは当然に考慮した。
本件で最も重視すべき犯情は、尊い命が三つも失われたことである。
しかし、犠牲者は3人とも同乗者であって、全く無関係の歩行者等が犠牲になったような事案とは異なる。
したがって、同種事案-高速度運転により同乗者が1名以上死亡した危険運転致死事件-の量刑分布グラフを参考として量刑する。

危険運転致死傷事件は、逮捕・勾留され、初犯でも実刑判決となるケースがあります。
逮捕・勾留後の早い段階で、交通事故に強い弁護士初回接見を依頼することをおすすめします。
法律事務所に初回接見を依頼することで、早い段階で事件情況や今後の見通しを知ることができるというメリットがあります。
初回接見については、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお問い合わせください。
(大阪府警鶴見警察署 初回接見料:36300円)

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