名古屋市の守山警察署が逮捕 ひき逃げ事件で執行猶予多数の弁護士

2014-10-18

名古屋市の守山警察署が逮捕 ひき逃げで執行猶予多数の弁護士

Aさんは、愛知県守山市内の竜泉寺ウォーターパーク跡地近くの交差点でひき逃げ事件を起こしてしまいました。
後日、Aさんの自宅に愛知県警守山警察署の警察官が訪ねてきました。
Aさんは、守山警察署に任意同行した後、そのまま逮捕されました。
今日は、名古屋地方裁判所で初公判が開かれます。
(フィクションです)

~ひき逃げ事件の刑事処分~

ひき逃げとは、自動車やバイクの運転中に人身死傷事故を起こした場合に、被害者の救護措置や危険防止措置を怠って事故現場を離れる犯罪のことを言います。
ひき逃げの法定刑は、10年以下の罰金または100万円以下の罰金です。

上記の通り、ひき逃げは人身死傷事故を前提としています。
そのため、ひき逃げ事件の多くのケースでは、ひき逃げの罪と共に、過失運転致死傷罪や危険運転致死傷罪でも処罰されることになります。
ですから、ひき逃げ事件のケースで科される刑罰は、かなり重くなることが多くなります。
また、死亡事故やケガの程度が重い人身事故の場合、執行猶予が付かない実刑判決を受ける可能性が極めて高くなります。

~ひき逃げ事件で執行猶予を獲得する~

上記の通り、ひき逃げ事件の刑事裁判では、その悪質性や危険性から重い刑罰が科されることが予想されます。
もっとも、執行猶予判決を獲得することができれば、すぐに刑罰の執行を受けることはありません。
刑事裁判の段階まで進んだ場合、現在有罪率が99%を超えているという点に鑑みると、無罪判決を勝ち取るということは容易ではありません。
そのため、刑務所に入らないための方法として執行猶予判決の獲得を目指すというのも一つの方法でしょう。

執行猶予判決を獲得するためには、裁判官に対して弁護士を通じて被告人にとって有利な事情を説得的に主張していくことが重要です。
被告人にとって有利な事情とは、例えば

■被告人の過失(不注意)の程度が低い
■警察に自ら出頭している
■被害者らに対して真摯に謝罪している
■被害弁償やじだんがせいりつしている

といったことです。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、ひき逃げ事件の弁護実績も多数あります。
その中で執行猶予判決を獲得し、依頼者の方の社会復帰をサポートできた例もあります。
ひき逃げ事件でお困りの方は、お一人で悩まずまずはご相談ください。
交通事故・交通違反事件に強い弁護士が、親身になってお話をお聞きします。

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