名古屋の過失運転致傷事件 実況見分の弁護士
名古屋の過失運転致傷事件 実況見分の弁護士
名古屋市港区在住のAさんは、先日起こした交通事故の件で愛知県警港警察署から実況見分に立ち会うよう要請を受けました。
現場は名古屋港水族館の近くです。
Aさんは、過失運転致傷罪で有罪判決を受けるのではないかと不安になったので、刑事事件専門の弁護士事務所に無料相談に行くことにしました。
今回は西日本新聞電子版(2015年1月21日)の記事を参考にしています。
事故現場や警察署名は、修正しています。
~交通事故事件で実況見分を受ける~
交通事故・交通違反事件の当事者になった場合、実況見分を受けることになります。
実況見分とは、捜査官が五感を用いて事故現場や物などを調べ、証拠を収集する捜査のことを言います。
そこで、今回は実況見分におけるポイントをご紹介したいと思います。
◆正確な実況見分をさせる
交通事故事件では、当事者双方の言い分が食い違うということは、よくあります。
こうした状況の中で、警察や検察が双方の言い分を聞きながら、すり合わせられる部分はすり合わせながら、出来る限り事実を明らかにしていくのです。
しかしながら、中には当事者の言い分を聞かない、あるいは当事者の一方の言い分のみを受け入れるという捜査官もいるようです。
そのような捜査官が自身の経験や見立てを過信し、強引に結論を導いたという事実が裁判で明らかになったケースもあります。
実況見分などの捜査を通じて、収集された証拠が最終的な刑事処分の結論を大きく左右します。
違うと思うことは、はっきりと伝えましょう。
◆正確に答えられる事だけ答える
実況見分における警察や検察の質問の中には、自分の記憶があいまいなため正確に答えられないというものもあるかもしれません。
そのような場合には、決して安易に返答してはいけません。
真実と異なる内容で記録を取られてしまったり、警察・検察が思い描く通りに事実を捻じ曲げられたりする恐れがあります。
わからないことは、わからないとはっきり伝えることが大切です。
実況見分では、自身の経験や記憶だけを素直に伝えれば結構です。
もし「実況見分で何を話せばよいか分からない」「これを話すと自分が不利になるのではないか」と不安な方は、ぜひ弁護士にご相談下さい。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、交通事故・交通違反事件に強い刑事事件・少年事件専門の弁護士事務所です。
交通事故・交通違反事件で実況見分を受けるという方は、ぜひ一度ご相談下さい。
お電話の際は、「ブログを見た」とおっしゃっていただけるとスムーズです。