名古屋の自転車事故事件で逮捕 少年事件の弁護士
名古屋の自転車事故事件で逮捕 少年事件の弁護士
高校生のAくんは、赤信号を無視して交差点に進入したことが原因で、原付バイクとの交通事故を起こしてしまいました。
この事故で、原付バイクに乗っていたVさんは、外傷性頭蓋内損傷の傷害を負い、死亡しました。
Aくんを現行犯逮捕した愛知県警港警察署によると、Aさんは近日中に名古屋地方検察庁・家庭裁判所に送致されるそうです。
(フィクションです)
~自転車事故について~
最近、自転車が加害者になる交通事故事件がニュースなどでも頻繁に報道されています。
日本損害保険協会発表のデータによると、自転車が絡む交通事故事件のうち、実に15.8%が自転車を加害者とする事故だそうです。
その中には多額の賠償金を請求されたケースや有罪判決を受けるケースもあるようです。
今回は、そんな自転車事故について書きたいと思います。
自転車による加害事故を起こす要因として最も多いのが、安全運転義務違反です。
例えば、十分な確認を怠ったまま急な進路変更をする場合です。
平成24年に発生した自転車による加害事故のうち50%が、安全運転義務違反を原因とするものだったということです。
この他、大きな割合を占めている事故原因として、一時不停止や信号無視があります。
いずれも基本的な交通ルールですが、これらが守られていないことによって発生する交通事故が後を絶たないようです。
自転車に乗っている場合、加害者になるリスクと同時に、被害者になるリスクも相当高いわけですから、いつ何時でも慎重に運転したいところです。
~自転車事故を起こした場合(少年事件のケース)~
自転車事故の特徴の一つとして、未成年者が加害者になるケースが比較的多いということが挙げられます。
平成17年9月14日に東京地方裁判所で開かれた裁判で約4000万円の賠償を命じられた自転車事故の加害者も未成年者でした。
未成年者が交通事故事件の加害者になった場合、その事件は少年事件としても扱われます。
したがって、成人の刑事事件とは異なり、少年に対しては刑罰が科されるのではなく審判が下されるのが原則です。
上記判決を受けた少年は、保護処分を受けたそうです。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、交通事故・交通違反事件にも強い刑事事件・少年事件専門の弁護士事務所です。
自転車事故でお困りの方、少年事件でお困りの方は、「ブログを見た」とお電話下さい。