名古屋の人身死亡事故事件で逮捕 勾留に強い弁護士

2015-06-07

名古屋の人身死亡事故事件で逮捕 勾留に強い弁護士

大型トラックを運転しているAさんは名古屋市中村区の道路を右折しようとしました。
その際、積載していたコンテナが落下し、その下敷きになったVさんはコンテナに潰されて亡くなりました。
Aさんは愛知県警察中村警察署逮捕されました。
(フィクションです)

~自動車のコンテナ落下事故~

今回は、コンテナを運送している際に不慮の事故によって人を死傷させてしまった事例をご紹介いたします。
平成25年9月5日に判決が下された名古屋地方裁判所の裁判例です。
コンテナを積載したトレーラを牽引して大型貨物自動車を運転中、そのコンテナを横転・落下させ、並走していた自動車を押し潰し、同車運転者ら3名を死傷させた、というものです。

これに対し、名古屋地方裁判所は2つの過失を認めました。
・大型貨物自動車の運転に当たりトレーラとコンテナとをロックピンで確実に緊締していなかった
・事故現場の右カーブをロックピンが緊締されていなくてもコンテナが横転しないような速度に調整して走行しなかった

そして名古屋地裁は被告人に3年6か月の禁錮刑を言い渡しました。
本判決において注目すべきポイントは、

示談が成立していたこと
前科がないこと
・謝罪の手紙を送付していたこと

を考慮しても執行猶予を付けることができないとしたことです。

重大な事故を起こした場合には、示談などをしたとしても、それが考慮されない可能性があるということです。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、重大な結果が生じてしまった交通事故事件に関しても積極的に刑事弁護活動を行っております。
過失運転致死傷罪でお困りの方は、弊所までご相談下さい。
なお、愛知県警中村警察署に勾留されているという場合は、警察署に弁護士を派遣できる初回接見サービスをご利用ください(初回接見費用:3万3100円)。

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