京都の酒気帯び運転事件 再犯の弁護士

2015-10-10

京都の酒気帯び運転事件 再犯の弁護士

京都府警東山警察署は、酒気帯び運転の疑いで自衛官の男を現行犯逮捕しました。
男は、当初会社員を名乗っていましたが、取調べを続けるうちに自衛官であることが発覚したようです。

今回の事例は2015年9月27日の神戸新聞NEXTの記事を参考に作成しています。
登場した警察署名は、実際のものと変更してあります。

~酒気帯び運転の撲滅~

酒気帯び運転などの飲酒運転は、幾度かの厳罰化を受けて、少しずつ減少してきました。
しかし、飲酒運転の撲滅という悲願達成は、なかなか難しいようです。
それはどうしてでしょうか?

専門家によると
「自分は大丈夫」「自分は捕まらない」「自分には危険は及ばない」
という心理が原因なんだそうです。
人間のこうした心理を「非現実的な楽観主義」「自己別在の心理」と言います。

これまで幾度となく飲酒運転に起因する悲惨な死亡事故が発生し、大きく報道されてきました。
酒気帯び運転などをしている方もそれらの報道を知らないはずがないでしょう。
にもかかわらず、飲酒運転常習者が酒気帯び運転をやめることはありません。
この事実は、厳罰化による飲酒運転撲滅の限界を示していると言えます。
酒気帯び運転などの飲酒運転がいかに悪質な交通違反事件であるとしても、その厳罰化には限度があります。
この先飲酒運転の撲滅を目指すのであれば、厳罰化以外の新たな方法を模索しないといけないのでしょう。

弁護士の仕事は、酒気帯び運転などを行った犯罪者に対する刑罰を軽くすることだけではありません。
犯した罪の重さに合わせた償いのサポート、再犯を防止するためのサポートなども大事な仕事です。
近頃の犯罪傾向として、再犯が多いということが挙げられます。
飲酒運転も例外ではありません。
酒気帯び運転などの飲酒運転を撲滅するためには、違反者に寄り添う弁護士が果たす役割も重要なのかもしれません。

あいち刑事事件総合法律事務所は、酒気帯び運転などの交通違反事件に関する法律相談も承っております。
不起訴にしてほしい、執行猶予にしてほしいという相談だけでなく、罪を償いたい、更生したいという相談でも結構です。
無料法律相談の受け付けは、24時間365日行っております。
お気軽にお電話下さい(0120-631-881)。
(京都府警東山警察署の初回接見費用 4万720円)

 

Copyright(c) 2016 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.