神戸の無免許運転事件 前科に強い弁護士

2015-09-01

神戸の無免許運転事件 前科に強い弁護士

男子高校生(18歳)が運転する車は、道路脇にある信号機の柱に衝突しました。
兵庫県警尼崎南警察署によると、運転していた少年は、無免許運転をしていました。
この事故で被害者はいないとのことです。
(フィクションです)

~男子高校生が無免許運転をすると・・・~

弁護士による無料法律相談の中で、
「息子(未成年者)に前科が付いてしまうのでしょうか?」
という質問はよく聞かれます。
答えとしては、「前科は付きません」ということになります。
なぜなら、未成年者の場合は、何らかの処分を受けるとしても、少年審判に付され保護処分を受けるにすぎないからです。

保護処分と有罪判決によって科される刑罰は、全く異なる性質のものです。
保護処分を受けても前科がつくことはないのです。
ですから、上記のような無免許運転事件も含め、原則として少年事件で前科が付くことはないと言えます。

しかし、例外があります。
少年事件の中でも極めて悪質なものについては、家庭裁判所から検察庁に送られ、成人と同じ刑事裁判に進むからです。
この場合、少年審判と異なり、被告人となった少年に対して刑罰が科される可能性が出てきます。
もし被告人である少年に有罪判決が下されれば、少年には前科が付くことになってしまうのです。

こうした例として記憶に新しいのが、京都・亀岡で発生した少年による無免許運転死傷事故事件です。
少年には、懲役5年以上9年以下の不定期刑が下されました。
当時少年は、まだ18歳でした。
しかし、前科が付いてしまったのです。

無免許運転は、悲惨な事故につながる危険性が高く、悪質な交通違反事件であると考えられています。
昨年から施行された自動車運転死傷行為処罰法で、無免許運転による人身事故事件の刑が加重されたのもその表れといえます。
困ったときは、まず弁護士に相談です。
あいち刑事事件総合法律事務所であれば、24時間365日、土日祝日も含めて無料法律相談受付が可能です。
(兵庫県警尼崎南警察署 35500円)

 

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