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(弁護士)名古屋市北区の交通違反事件で身代わり出頭してしまったら

2017-11-26

(弁護士)名古屋市北区の交通違反事件で身代わり出頭してしまったら

Aは、名古屋市北区の友人宅近くの路上に自家用車を駐車した。
数時間後に同所に行くと、自家用車のフロントガラスに、愛知県北警察署の警察官の氏名が記入された黄色い駐車違反のステッカーが貼られていた。
Aは、この駐車違反で処分されたら、免停になってしまうと思い、友人を代わりに愛知県北警察署に出頭させた。
しかし、Aは、後々に身代わりが発覚した場合に自分はどうなってしまうのかと不安に思い、交通事件を扱う弁護士に法律相談することにした。
(フィクションです)

~身代わり出頭させた場合の罪~

Aは、自らの交通違反の処分を免れるために友人を身代わり出頭させました。
この場合、どのような罪となるのでしょうか。

まず、身代わり出頭した友人には、刑法103条に規定される「犯人隠避罪」が成立すると考えられます。
同条には「罰金以上の刑に当たる罪を犯した者又は拘禁中に逃走した者を蔵匿し、又は隠避させた者は、2年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する」と規定されています。
「蔵匿」とは、場所を提供して犯人をかくまうことです。
「隠避」とは、場所を提供してかくまう以外の方法で、捜査機関などによる発見・逮捕から免れさせる一切の行為をいいます。
今回の事例では、友人が身代わり出頭することで、Aの捜査機関からの発見・逮捕を免れさせているので、犯人隠避罪が成立するといえます。

では、友人に身代わり出頭をそそのかしたAはどうなるのでしょうか。
判例では、「犯人が他人を教唆して自己を隠避させた場合は、犯人隠避罪の教唆犯が成立する」(最決昭40.2.26)としています。
「教唆犯」とは、犯罪を実行する決意を有しない他人をそそのかして犯罪を実行させる罪をいい、教唆犯が成立すると正犯と同じ刑となりますので、Aも「2年以下の懲役又は20万円以下の罰金」となります。
また、当然ですが、Aは犯人隠避罪の教唆犯に加えて、駐車違反の処分を受けることになります。

交通事件について自分がどのような処分を受けるのか不安な方は、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門に取り扱う法律事務所です。
交通事件についても、弊所の弁護士の取り扱い分野となります。
身代わり出頭についてお困りの方はぜひ、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問い合わせください。
愛知県北警察署への初回接見費用:3万6,000円

守秘義務遵守の弁護士に安心して相談~大阪市のひき逃げ事件

2017-11-24

守秘義務遵守の弁護士に安心して相談~大阪市のひき逃げ事件

Aは、大阪市都島区内の交差点を曲がる際に、歩行者に接触してしまった。
人身事故を起こして怖くなったAは、そのまま車を走らせて逃走した。
後々になって、逃げてしまったことを後悔したAは、ひとまず弁護士に相談することに決めたが、弁護士から警察に事件のことが漏れないか不安に思っている。
(フィクションです)

~弁護士には安心して相談できます~

弊所に寄せられるご相談の際、「弁護士に全て話して大丈夫なのか?」「事件の内容が外に漏れるのではないか?」「弁護士に話したせいで捜査等で不利に働くのではないか?」とご心配される方もいます。
しかし、弁護士は、弁護士法により、「守秘義務」という義務を負っており、外部に依頼者の情報が漏れることはありません。
そして、法律事務所で働くスタッフも、事務所との契約で「守秘義務」を負っているケースが多いです。

したがって、弁護士や事務員が職務上知った事件に関する情報が、法律事務所の外に漏れることは決してありません。
法律相談や弁護士接見では、弁護士を信頼して何でもお話しください。
ひき逃げ事件を含めた刑事事件・少年事件では、大したことのないと思われるような事情によって、取るべき対策やその後の処分に大きく影響の出ることがままあります。
刑事事件のどの部分が重要なのかは、専門家である弁護士の判断が必要となりますから、包み隠さずにご相談いただくことで、より具体的なアドバイスや弁護活動が可能となります。

ひき逃げ事件に起こして、誰にも相談できずお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、ご相談ください。
逮捕されてしまっている方の事件では、初回接見サービスのご案内をさせていただきます。
ご予約やお問い合わせについては、0120-631-881で専門スタッフが24時間体制でご案内をしております。
お気軽にご連絡ください。
大阪府都島警察署への初回接見 3万5,500円

(弁護士に相談)酒酔い運転の「逃げ得」は許されません!

2017-11-22

(弁護士に相談)酒酔い運転の「逃げ得」は許されません!

東京都港区の六本木ヒルズで飲酒したAさんは,その後,自分の車を運転して,自宅に帰ろうとしました。
しかし,Aさんが運転中,前の車両を走行していたBさんが信号で止まったことの気付かず,そこに衝突し,Bさんは怪我をしてしまいました。
Aさんは逮捕を恐れて逃走しましたが,翌日,Aさんは警視庁麻布警察署の警察官に逮捕されました。
この場合,Aさんはどのような罪を負うことになるでしょうか。
(フィクションです)

【現在の法律では,「逃げ得」が許されない】

Aさんは,前の車両が信号で止まったことにも気づかないほど飲酒していたことから,自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律2条1号の危険運転致傷罪に当たる可能性があります。
もっとも,Aさんはその当時,飲酒していたことの発覚を恐れて,逃走しています。
この場合,アルコールを飲んでいたことが発覚しなければ,何の罪も問われない,「逃げ得」が許されてしまうのでしょうか。
ここでいう「逃げ得」とは,飲酒によって自動車事故を起こしてしまった人が,この事故発生現場から逃げて,翌日警察が来たとしても,アルコール反応が出ないため,飲酒によって事故を起こしてしまったことを免れることをいいます。

しかし,同法の4条が平成26年に新たに規定されたことにより,このような「逃げ得」は許されなくなりました。
同上によると,「アルコール」等を摂取したことの「発覚することを免れる目的」で,「発覚することを免れるべき行為をした」者は,法定刑12年以下の懲役に処することになります。
つまり,Aさんは,飲酒運転発覚を恐れて逃げたとしても,罪を負うことになります。
さらに,Aさんは,Bさんを助けずに逃げているため,救護措置義務違反(道路交通法72条1項,117条2項)として,法定刑懲役10年以下の罪も負います。
この場合,二つの罪が成立するため,これらの罪の併合罪(刑法45条)という刑事罰をAさんは負うことになり,Aさんは最長で18年もの長い期間,懲役刑を負う可能性があります。

したがって,このような場合は,逃げるよりも,早めに警察に連絡し,弁護士に相談することが最良の選択肢ではないでしょうか。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件を専門としている弁護士事務所です。
交通事故を起こしてしまった場合でも,弊所の弁護士が,初回無料法律相談初回接見サービスを通して,迅速かつ丁寧にお答えいたします。
まずは予約専用ダイヤル0120-631-881までお問い合わせ下さい。
東京都麻布警察署 初回接見費用:3万5,300円

【福岡県小郡市の飲酒運転に強い弁護士】酒気帯び運転事件で任意同行

2017-11-20

【福岡県小郡市の飲酒運転に強い弁護士】酒気帯び運転事件で任意同行

福岡県小郡市在住のAさん(40代男性)は、缶ビール1本を飲んだ後に、3~4時間ほど時間を空けて、自動車を運転したところ、警察官の飲酒検問に引っかかり、呼気検査を受けました。
福岡県小郡警察署任意同行され、取調べを受けたAさんは、後日に刑事事件に強い弁護士に法律相談することで、今後の酒気帯び運転罪の容疑での警察対応を相談することにしました。
(フィクションです)

~酒気帯び運転、酒酔い運転になる飲酒量の目安~

飲酒運転に関わる罪名として、呼気中のアルコール濃度が0.15mg以上だと「酒気帯び運転」の罪、さらに飲酒酩酊してまっすぐに歩けなくなったり呂律が回らないと「酒酔い運転」の罪とされます。

酒気帯び運転」の罰則は、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」とされています。
「呼気中アルコール濃度0.15mg以上」という数値は、個人の体質にもよりますが、だいたい缶ビール1本を飲んだ直後には、この数値に達すると考えられます。
さらに飲酒した場合には、個人の体質にもよるところですが、缶ビール1本あたり、だいたい3~4時間は時間を空けておかなければ、飲酒したアルコール濃度は血中から抜けていきません。

他方で、「酒酔い運転」の罰則は、「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」とされています。
酒酔い運転かどうかは、運転者の歩行や呂律などの体の状態につき、警察官の主観によって判断されるところもあります。
単純に血中アルコール濃度や呼気中アルコール濃度で判断されるわけではなく、酒の弱い人などは少しの飲酒量でも「酒酔い運転」と判断されることもあり、注意が必要です。

酒気帯び運転事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士の活動としては、飲酒に至った経緯や、飲酒してから運転するまでに空けた時間などの事情を、証拠をもとに組み立てて主張していくことが考えられます。
福岡県小郡市酒気帯び運転事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の、飲酒運転事件に評判のいい弁護士にご相談ください。
福岡県小郡警察署の初回接見費用:39,300円

兵庫県神戸市で接見の刑事事件に強い弁護士…飲酒運転で逮捕されたら

2017-11-18

兵庫県神戸市で接見の刑事事件に強い弁護士…飲酒運転で逮捕されたら

愛知県豊橋市のトラック運転手のAさんは、傷害事件の事情聴取で兵庫県警神戸水上警察署から呼び出されました。
Aさんは警察署に向かう途中、仮眠する際にお酒を飲んで酔っ払った状態で運転していたところ、警察署についたところで顔が赤かったことから飲酒運転が発覚し、その場で現行犯逮捕されてしまいました。
(この話は11/11(土) 23:06配信 神戸新聞NEXTの記事を基にしたフィクションです)

飲酒運転は、その酔いの程度によって酒酔い運転酒気帯び運転に分かれます。
酒気帯び運転は、血中のアルコール濃度が基準値以上である状態で運転することをいい、呼気検査等による数値を基に形式的に判断されます。
酒気帯び運転の法定刑は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
酒酔い運転は、アルコールの影響により正常な運転ができない状態で運転することをいい、これは個別具体的に運転者の様子を観察して判断されます。
酒酔い運転の法定刑は5年以下の懲役または100万円以下の罰金です。
自動車運転者が呼気検査を行った場合において、基準値以上のアルコール保有量が検出されれば酒気帯び運転が成立し、酒気帯び運転の成立の有無にかかわらず、アルコールの影響により正常な運転ができない状態にあったと判断されれば、酒酔い運転が成立します。
なお、呼気検査は道路交通法67条3項に根拠規定があり、これを拒んだ場合は飲酒運転とは別に犯罪が成立します。
呼気検査を拒む罪は3か月以下の懲役または50万円以下の罰金です。
さらに、2つ以上の犯罪行為を行った場合、その2つ以上の罪は併合罪となり、長期が長い刑の1.5倍となります。

弊所では、逮捕勾留された被疑者様の元へ弁護士を派遣する初回接見サービスを行っております。
初回接見は、突然身体の拘束を受け外部から断絶され、不安な状況に置かれている被疑者の方に、まず、今後の見通しや法的アドバイスをする重要な機会となります。
具体的にあと何日くらいこの状況が続くのかといったことのアドバイスや、ご家族の方との伝言のやり取りなどをすることが可能です。
さらに、弊所では365日弁護士が待機しておりますので、即日、あるいは翌日までに初回接見を行うことが可能です。
身体拘束を伴う刑事事件では、スピードが命となります。
警察や検察官による被疑者に不利な判断を避けるべく、早期に弁護士による活動を行うことが重要です。

初回接見のご案内は、弊所のフリーダイヤルまでお問い合わせください(0120-631-881)。
神戸水上警察署への初回接見費用:34600円

(減刑を目指すなら弁護士へ)東京都福生市のひき逃げ事件なら

2017-11-16

(減刑を目指すなら弁護士へ)東京都福生市のひき逃げ事件なら

東京都福生市在住の30代女性のA子さんは、夜間、同市内を運転していたところ、不注意で人をはねてしまいました。
気が動転し、恐ろしくなってしまったA子さんは、被害者を助けることなく、そのままにして帰宅してしまいました。
A子さんは、後日、警視庁福生警察署過失運転致傷罪の容疑で逮捕されてしまいました。
Aさんは、警察での取調べの際に、被害者の命には別状は無かったものの、重傷を負わせてしまったという事実を知らされました。
(フィクションです。)

~ひき逃げ事件とは~

ひき逃げは、車を人にぶつけたりした場合に、その人を救護することなく、そのまま逃げ去った場合に成立します。
日本の法律には、「ひき逃げ罪」というような法律はありませので、人をひいてけがをさせてしまった場合には、過失運転致傷罪(7年以下の懲役若しくは禁固又は100万円以下の罰金)と救護義務に違反したとして道路交通法117条2項違反(10年以下の懲役又は100万円以下の罰金)が成立することが多く、さらには、2つが合わさって最高刑15年の有期懲役に処せられる可能性もあります。
上記事例のA子さんのようなひき逃げ事件逮捕起訴されてしまうと、過去の量刑をみても、3~4年程度の執行猶予、あるいは10月~1年4月程度の実刑判決となることが多く、決して軽い罰とはなりません。

しかし、少しでも減刑を目指したいのであれば、早い段階で弁護士に相談・依頼していくことをおすすめします。
なぜなら、ひき逃げ事件においては被害者の方が存在しますので、減刑のためにも被害者対応が必要になるからです。
被疑者・被告人と被害者の間に弁護士が立ち、被害者や遺族との間で被害弁償または示談交渉を行っていきます。
また、その他にも違反行為の態様、経緯や動機、交通違反歴などを慎重に検討して、被告人に有利な事情を主張・立証することで、大幅な減刑や執行猶予付き判決を目指していきます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり、ひき逃げ事件についての刑事弁護活動も多数承っています。
ひき逃げ事件を起こしてしまい悩まれている方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
警視庁福生警察署への初回接見費用:3万8,600円

岐阜県郡上市の無免許運転で緊急避難?交通事件に強い弁護士へ相談

2017-11-14

岐阜県郡上市の無免許運転で緊急避難?交通事件に強い弁護士へ相談

自動車運転免許を取得したことのないAは、Vが運転する自家用車に同乗していたところ、岐阜県郡上市内を走行中に、急にVの体調が悪くなり、路肩に停車した。
Aは、Vの顔色が非常に悪かったことから緊急性を感じ、病院まで運転しようとしたところ、岐阜県郡上警察署のパトカーに不審な走行を理由に職務質問され、無免許運転であることが発覚した。
Aは、Vを助けるためにした行為なので、無免許運転で取り締まられるのはおかしいと主張したいと思っている。
(フィクションです)

~無免許運転による緊急避難成立の可否~

今回の事例では、Aは無免許で公道を走行しており、無免許運転に当たります。
無免許運転の罪は、道路交通法117条の2の2に規定されており、法定刑は「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」です。
同種の前科が複数ある場合には、実刑判決となるケースもあります。
今回のAの無免許運転は、Vの体調の悪化に緊急性を感じて行った行為であるので、「緊急避難」が成立し、不起訴・無罪となるのかどうかが問題となります。

緊急避難」とは、刑法37条に規定されており、「自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。」とされています。
今回の事例では、Vの身体の「現在の危難」があり、現在の危難を意識しつつこれを避けるために無免許運転をしているので、緊急避難の「避けるため」にあたりそうです。
しかし、緊急避難の要件のうち「やむを得ずにした」とは、危難を避けるための唯一の方法であったことが必要です。
今回の事例であれば、Aは、タクシーや救急車を呼ぶなどの他の手段があったと考えられるので、A自身の無免許運転は「やむを得ずにした」とはいえない可能性が高いです。
したがって、Aへの緊急避難の成立は難しいといえるでしょう。
ただし、運転していた場所が、電波の届かない山奥であり、通信手段がなく、他にも一切車や人が通らず、直ちにAが運転して病院に運ばなければ、Vの生命の危険があるような場合には、緊急避難が成立する可能性はあります。

交通事件を含む刑事事件では、その事件ごとの事情によって、主張したいことが通るのかどうか変わってきます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件専門の、交通事件に強い弁護士が、初回は無料の法律相談を行っています。
無免許運転事件にお困りの方は、弊所の弁護士まで、ご相談ください。
(岐阜県郡上警察署までの初回接見費用:0120-631-881へお問い合わせください)

愛知県豊橋市の当て逃げ事故で逮捕に…弁護士が警察対応をアドバイス

2017-11-12

愛知県豊橋市の当て逃げ事故で逮捕に…弁護士が警察対応をアドバイス

愛知県豊橋市在住の20代男性Aさんは、仕事の運転中、片側2車線の道路を走行していたところ、車線変更した際に、後続車の前部と接触する事故を起こしました。
しかし、Aさんは後続車との接触に気づかずに、そのまま走り去ってしまいました。
後日、Aさんは当て逃げ行為をしたとして、愛知県豊橋警察署逮捕されました。
警察が作成した調書によると、Aさんは、事故当時、何かの音に気付き、違和感を感じたものの、交通事故だと思っていなかったとのことです。
(フィクションです。)

~当て逃げ行為とは~

当て逃げ行為とは、物損事故を起こした際に、道路交通法上の危険防止措置義務を果たさないまま、現場を離れることを言います。
当て逃げ行為の法定刑は、「1年以下の懲役または10万円以下の罰金」となっています(道路交通法第117条の5)。

交通事故を起こしてしまった直後は、冷静さを欠いてしまいがちですが、落ち着いて対応するように努めましょう。
当て逃げ行為は、「危険防止措置義務を果たさないまま現場を離れること」がポイントになりますから、交通事故に過失があるかないかは問題ではありません。
ですので、交通事故について自分の無過失が明らかな場合においても、危険防止措置を取らないことは許されず、交通事故を起こしてしまったことに何ら法的な責任を負わない場合でも、当て逃げ行為に対する刑事責任は負わなければなりません。

もし、当て逃げ事件を起こしてしまったら、速やかに警察署に行き、交通事故の報告をすることも賢明な判断だと考えられます。
「もしかすると逮捕されてしまうのでは」と不安に思う方も多いと思いますが、そんな時は、警察署に出頭する前に、弁護士に法律相談してから出頭することをおすすめします。
弁護士に相談をしておくことで、取調べ時の対応や刑事事件手続きの流れなどをある程度知ることができ、、警察署に出頭した際にも落ち着いて対応していくことができます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
当て逃げ事故を事件を起こしてしまいお困りの方、警察署への出頭に関してご不安な方は、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
弁護士による無料法律相談は、0120-631-881からいつでもお申込みが可能です。
愛知県豊橋警察署への初回接見費用:40,860円

(弁護士に即相談)岐阜県郡上市で執行猶予中の飲酒運転なら

2017-11-10

(弁護士に即相談)岐阜県郡上市で執行猶予中の飲酒運転なら

Aは、過去に飲酒運転で起訴され、執行猶予付きの判決が出た前科がある。
しかし、Aは、岐阜県郡上市内を車で走行中、岐阜県郡上警察署が行っていた飲酒検問に引っ掛かり、飲酒運転の容疑で逮捕されてしまった。
執行猶予中であることもあって、これからどうなるのか不安になったAは、接見に訪れた交通事件に詳しい弁護士に相談することにした。
(フィクションです)

~執行猶予中の犯罪~

執行猶予付きの判決が出た場合、すぐに刑務所に入る必要はありません。
しかし、執行猶予中に犯罪行為があった場合、執行猶予が取り消されてしまう可能性があります。
その場合、新たな犯罪行為に対する刑事罰に加えて、もともと言い渡されていた懲役刑の期間も、刑務所に入らなければなりません。
例えば、以前、懲役1年執行猶予3年という判決をもらい、執行猶予期間中に犯罪を犯し、懲役2年という判決が出て、執行猶予を取り消されたという場合には、以前の判決の分の懲役1年と、今回の判決である懲役2年を足して、懲役3年に服することになります。

そして、過去に前科がある場合は、再び執行猶予付きの判決を得ることは、難しい傾向になります。
特に、上記事例のAのように、同じ犯罪の前科がある場合は、再度執行猶予の獲得をすることはより困難になります。

飲酒運転の刑事罰は、飲酒酩酊の度合いに応じて、酒酔い運転の場合には「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」、酒気帯び運転の場合には「3月以下の懲役又は50万円以下の罰金」とされています。
飲酒運転事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士の活動としては、前科のある厳しい事例でも、なんとか罰金刑で済むように、あるいは裁判になっても執行猶予付き判決が得られるように、飲酒運転前の飲酒経緯の事情や、本人の反省の度合い等につき、積極的な主張弁護活動をしていくことが考えられます。

刑事事件は、その分野に特化した弁護士に依頼することが重要となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件のみを専門をとり扱っており、執行猶予を得ることや、執行猶予中の犯罪の弁護経験が多数ございます。
まずはお気軽に無料相談にお越しください。
逮捕勾留されてしまっている方には初回接見サービスのご用意もございますので、遠慮なくお問い合わせください(0120-631-881)。
岐阜県郡上警察署までの初回接見:上記フリーダイヤルへお電話ください)

教員の逮捕にも強い弁護士~大阪府摂津市の過失運転致傷事件には

2017-11-08

教員の逮捕にも強い弁護士~大阪府摂津市の過失運転致傷事件には

Aさん(55歳・中学校教頭)は、ある日の早朝、大阪府摂津市内で車を運転していたところ、自転車の乗るVさんを避けることができず、ぶつかってしまいました。
Vさんは、全治1か月の怪我をし、Aさんは、救急車を呼び、大阪府摂津警察署へも自ら連絡しました。
Aさんは、現場に到着した大阪府摂津警察署の警察官から過失運転致傷罪にあたると言われたことから、教員の職を失うのではないかと不安になり、刑事事件専門の弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~過失運転致傷罪~

過失運転致傷罪は、自動車運転死傷行為処罰法(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律)の5条に、「自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる。」と規定されている犯罪です。
過失運転致傷罪は、過失行為であっても7年以下の懲役や禁固の刑罰が科される可能性のある罪です。

~教員が人身事故を起こしてしまったら~

幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高等専門学校の校長又は教員は、禁固以上の刑に処せられたとき、つまり、死刑、懲役刑、禁錮刑の有罪判決を受けると、判決確定の時に、失職します(学校教育法9条2号)。
この失職は、禁固以上の刑に執行猶予が付けられた時でも避けられません。
また、公立学校の校長又は教員であった場合、地方公務員法による定めにも従うこととなるため、刑事事件に関して起訴された場合は、休職となります(地方公務員法28条2項2号)。

過失運転致傷事件の場合、前科のない初犯の方でも、執行猶予の量刑判断がなされる場合もあります。
上記の通り、たとえ執行猶予がついたとしても、教員の場合は失職してしまいます。
そのため、教員過失運転致傷事件を起こしてしまった場合は、早期に弁護活動を開始し、正式裁判を回避したり、不起訴処分の獲得を目指したりする必要があります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
教員や公務員など資格制限のある方の刑事事件も多く取り扱っております。
まずは無料法律相談弁護士の話を聞いてみたい、という方のお問い合わせも多くいただきます。
お問い合わせは0120-631-881まで、遠慮なくお電話ください。
大阪府摂津警察署 初回接見費用 36,900円

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