愛知の道路交通法違反事件 少年事件に強い弁護士

2014-11-21

愛知の道路交通法違反事件 少年事件に強い弁護士

少年Aくん(17歳)と少年Bくん(15歳)は、道路交通法違反の容疑で愛知県警岡崎警察署逮捕されました。
少年らは、道路上に丸太を置いて、車両の通行を妨害したということです。
少年らは犯行動機について、「障害物を道路上に置くことで、人や車がどのような反応をするか見たかった」などと供述しています。
少年らの家族は、交通事故・交通違反事件に詳しく、少年事件に強い弁護士に事件を依頼することにしました。
(フィクションです)

~少年事件とは~

今回は、平成26年6月に北海道札幌市で発生した少年事件をモデルに事案を作成しました。
容疑者となった少年の年齢や犯行事実は、実際の事件と同じです。

事例から分かる通り、今回の事件は、20歳未満(未成年)の少年たちが容疑者となっています。
このような事件のことを、少年事件と言います。
少年事件の特徴は、少年に対する保護処分を決定する審判が開かれるということです。
刑事裁判が行われ、有罪判決・無罪判決が下される成人の刑事事件手続きとは、異なります。
もっとも、少年事件でも犯行が極めて悪質であるなどして刑事処分相当と判断された場合、刑事裁判になることもありえます。
この場合、家庭裁判所は、事件を検察庁に任せます。
そして、検察官が改めて少年事件を刑事裁判にかけることになります。
この手続きを逆送と言います。

~少年事件でよくある質問~

さて、20歳未満の少年が容疑者となる交通事故・交通違反事件少年事件にあたります。
少年事件の場合、弁護士事務所にはこのような質問がよく寄せられますので、ご紹介します。

「子どもが逮捕されました。家族が弁護士を探してあげた方がよいですか?」

少年事件などで弁護士をつけるには、2つのパターンがあります。
一つは、国選の弁護士をつけるという方法です。
この場合、弁護士費用は国が負担してくれます。
弁護士を付けるにあたって経済的な負担を追わないという点が大きなメリットです。

もっとも、
・私選の弁護士に比べ、選任できる時期が遅い
・弁護士を自分で選べない
などといったデメリットがあります。

もう一つの方法は、私選の弁護士をつけるという方法です。
この場合、弁護士費用は、自己負担となってしまいます。
しかし、国選の弁護士とは異なり
・いつでも選任することができる(逮捕前・逮捕後など時期を問わない)
・自らどの弁護士に事件を依頼するか選択できる
などといったメリットがあります。

前述の質問をされる方は、「そのうち国選の弁護士がつけられるから大丈夫なのではないか?」と考えていらっしゃるようです。
しかし、少年院送致を回避するなど、お子様にとって出来る限り寛大な処分を目指すのであれば、少しでも早く弁護活動を始める必要があります。
仮に国選の弁護士を選任するとすると、どうしても弁護活動開始の時期が遅くなってしまいます。
一方で、私選の弁護士を選ぶ方法であれば、いつでも少年事件に強い信頼できる弁護士を付けることができます。
ですから、大切なお子様が逮捕されてしまった場合には、ご家族の方が自ら私選の弁護士を探してあげることをおすすめします。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、少年事件も専門にしています。
ですから、ご相談いただいた場合、少年事件を専門にしながら交通事故・交通違反事件にも精通した弁護士による対応が可能です。
大切なお子様が逮捕されたなど、心配や不安をお感じの方は、ぜひ一度お電話下さい。

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