名古屋の道交法違反事件で逮捕 少年鑑別所の弁護士

2015-08-07

名古屋の道交法違反事件で逮捕 少年鑑別所の弁護士

18歳のAくんは、現在名古屋少年鑑別所に収容されています。
先月、道路交通法違反の容疑で愛知県警中村警察署逮捕されていました。
付添人の弁護士は、今日もAくんと面会しました。
(フィクションです)

~少年鑑別所とは・・・~

20歳未満の少年少女が逮捕された場合、「観護措置」という手続きに移行することがあります。
観護措置とは、一般的に少年少女を「少年鑑別所」という施設に収容することを言います。
平成26年度の犯罪白書によると、平成25年度に少年鑑別所に収容された男子のうち、8.9%が道路交通法違反を犯したことを理由に収容されています。

少年鑑別所では、主に少年の資質鑑別と行動観察が行われます。
資質鑑別や行動観察の結果は、鑑別結果通知書にまとめられて少年審判を担当する家庭裁判所に送られます。
少年鑑別所内で行われた調査の結果を、後の少年審判に反映するためです。

少年鑑別所は決して少年らを罰する場所ではありません。
そのため、そこでは作文を書いたり、運動をしたり、読書をしたりすることもできます。
そして少年の犯した非行態様に応じた指導も行われています。
例えば、道路交通法違反の罪を犯し、収容されている少年に対しては、正しい交通ルールを教えそれを守るよう指導が行われます。

少年鑑別所に収容されている間は、外部の人との接触も制限されます。
そうした環境にいることが少年の更生につながる場合もありますが、そうでない場合もあります。
大切なお子様が道路交通法違反事件を犯してしまった場合、一番大切なことは少しでも早く最適な更正環境を整えることです。
少年事件専門の弁護士事務所であれば、ご家族の相談に的確にお答えできます。
まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
名古屋少年鑑別所に収容されている場合には、弁護士を派遣することも可能です(初回接見費用:3万6800円)。

Copyright(c) 2016 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.