名古屋市の過失運転致死傷事件で逮捕 不起訴処分に強い弁護士
名古屋市の過失運転致死傷事件で逮捕 不起訴処分に強い弁護士
愛知県名古屋市在住20代の男性Aは木材の運搬業者で働いています。
運搬中、Aの急ブレーキが原因で、木材が落下し他の車両の運転手をケガさせてしまいました。
Aは愛知県警中川警察署に過失運転致死傷の容疑で逮捕されました。
(この事件はフィクションです)
~過積載による事故の判例~
自動車を運転していると、前の車両に乗っている大量の荷物が落ちてくるのではないかと不安になることはありませんか。
今回はそのような過積載によって事故が誘発された場合の事例をご紹介します。
■福島地裁郡山支部判決平成25年1月22日
被告人は最大積載量6000㎏のところ、その3倍の木材(18030㎏)を積載し福島県内の道路を運転していました。
そして、カーブに進入した際に木材が落下し、その木材は対向車両に衝突しました。
対向車両の同乗者には、木材の衝突が原因で死亡ないしは傷害の結果が生じました。
この事件について裁判所は、
・最大積載量を大幅に超える木材を積んで運転することは無謀であること
・日常的に過積載を繰り返しており、交通安全に対する意識の低さが顕著にみられること
・被害者が死亡しており、事故結果が重大であること
等を考慮した結果、過失運転致死傷の罪で懲役2年に処するとしました。
最大積載量は、その車両が安全の運転できることを基準に定められています。
それを超えると思わぬ動きをすることがあります。
自己の能力を過信せず必ず守るようにしましょう。
万が一事故を起こしてしまった場合には、速やかに交通事故・交通違反に強い弁護士にご相談ください。
迅速な対応が、不起訴処分あるいは執行猶予等につながります。
あいち刑事事件総合法律事務所は、交通事故・交通違反事件をはじめとする刑事事件専門の弁護士事務所です。
お困りの方はぜひ一度ご相談ください。
過失運転致死傷事件の弁護経験豊富な弁護士が、不起訴処分を得られるよう努力します。
なお、愛知県警中川警察署に逮捕されている場合には、初回接見サービスがおすすめです(初回接見費用:3万5000円)。