名古屋の飲酒運転、無免許運転事件 執行猶予の弁護士

2014-11-16

名古屋の飲酒運転、無免許運転事件 執行猶予の弁護士

Aさんは、自動車の運転免許失効中(無免許)にもかかわらず、飲酒運転をしました。
自宅で飲酒後、妻と喧嘩したことから、更に酒を飲むために車で出かけたそうです。
Aさんは、飲酒運転中に赤信号を無視したところ、愛知県警中警察署の警察官に現認され逮捕されました。
Aさんには、酒気帯び運転による前科がありました(2度の罰金)。

~実際にあった無免許で飲酒運転をした事例~

今回の事例は、平成18年9月12日に大阪地方裁判所第7刑事部で判決が下された実際の事例です。
被告人名や警察名、逮捕の事実については、加筆・修正を行いました。

判決文によると、この事件の被告人は、平成18年に有罪判決を受けるまでにも2度酒気帯び運転の罪で罰金刑に処せられているそうです。
また同様に無免許運転も繰り返し行っていたようで、判決を下した裁判官も「非常に悪質である」と認めています。

もっとも、平成18年判決では、被告人に対して執行猶予判決が下されている点が注目されます。
前述の通り、今回の事例が非常に悪質な犯行態様であることは、裁判官も認めているところです。
しかし、裁判官は、

・被告人は深く反省する態度を示している
・懲役刑に処せられた経験がない
・内妻と子ども3人を養う必要がある
・内妻が今後被告人を指導、監督すると約束した

などの事情を挙げ、今回に限っては執行猶予を付けました。
検察官の求刑は、懲役8か月および罰金9千円の実刑判決でした
しかし、裁判官は懲役1年執行猶予5年の判決を言い渡し、第一審の裁判が終了したのでした。

今回のケースは、非常に悪質なケースですが、無事に執行猶予判決を獲得することができました。
当事務所にも「以前にも無免許運転をした」「飲酒運転で逮捕された」
という方の相談が多く寄せられてきます。
そして、交通事故・交通違反事件に強い弁護士に任せれば、執行猶予に出来るケースが多々あります。
無免許運転や飲酒運転は、許されない犯罪行為です。
しかし、違反者の更生は、刑罰を執行する以外の方法でなされてもよいはずです。
執行猶予判決を受ければ、社会生活を送りながら更生を目指すことができます。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、執行猶予判決の獲得にも強い弁護士事務所です。
無免許運転・飲酒運転でお困りの方は、すぐにご相談下さい。

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