名古屋市の中川警察署が逮捕 起訴後、保釈で釈放に強い弁護士
名古屋市の中川警察署が逮捕 起訴後、保釈で勾留を解く弁護士
交通違反事件で愛知県警中川警察署に逮捕・勾留されているAさんは、昨日名古屋地方裁判所に起訴されました。
Aさんの担当弁護士は、これまでも身柄解放活動に積極的に取り組んできましたが、結果が出せていません。
そこで、次なる手段として名古屋地方裁判所の裁判官に保釈請求をしました。
(フィクションです)
~保釈の種類~
保釈とは、起訴後の段階で利用できる身柄解放手続のことです。
保釈と言ってもその種類は、3種類あります。
■権利保釈
法律で定められた除外事由に当たる場合を除いて、保釈請求すれば認められる保釈のことを言います。
■裁量保釈
法律で定められた除外事由に当たり権利保釈が認められない場合に、裁判所が裁量的に認める保釈のことを言います。
裁量保釈を認める場合には、犯罪の性質や情状、前科や健康状態、家族関係など様々な事情を考慮します。
■職権保釈
被告人の勾留が不当に長くなった場合に認められる保釈のことを言います。
一般的に保釈請求は、弁護士によって行われます。
この際、いかに裁判官や裁判所を説得して、保釈を認めてもらうかがポイントになります。
そのため、保釈請求が得意な弁護士と保釈請求が不得意な弁護士では、その成功率に差が生じることになります。
ですから、保釈をお考えの方は、ぜひ保釈請求の経験が豊富な刑事事件専門の弁護士にご相談ください。
~その他、保釈について~
■保釈の判断期間
保釈請求から保釈許否までの判断期間は、一般的に2~3日です。
もっとも、土日を挟む場合には4~5日かかることもあります。
■保釈金の相場
保釈されるためには、必ず保釈金を納付しなければなりません。
この保釈金の金額は、被告人の経済状態や罪の重さなどを考慮して裁判所が決めます。
一般的には、200万円前後ですが、事件によって大きく異なります。
もし詳しいことが知りたいという場合は、ぜひ弁護士にご相談ください。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、保釈に関する無料法律相談も承っております。
保釈されれば自宅で生活しながら裁判に臨むことが出来ます。
こうした場合、精神的にも楽になれるでしょうし、弁護士と自由に連絡が取れるため裁判の準備も充実します。
ですから、交通事故・交通違反事件でも保釈には非常に大きなメリットがあります。
起訴後の段階でまだ拘置所や留置場で勾留されているという場合は、ぜひ一度ご相談ください。