大阪市北区で白タクを逮捕 道路運送法違反に強い弁護士
大阪市北区で白タクを逮捕 道路運送法違反に強い弁護士
大阪市北区の観光地で外国人旅行客に対して「白タク」をしていたとして、大阪府曽根崎警察署は在日中国人のAさんを道路運送法違反で逮捕しました。
Aさんは、主に中国人観光客を相手に白タク行為を繰り返していたと見られています。
(フィクションです。)
~白タクとは~
「白タク」とは、タクシー事業の許可を受けないでタクシー業務を行っているタクシーのことです。
「白タク」という呼び方は、ナンバープレートの色が由来だと言われています。
国土交通大臣によりタクシー事業の許可を得ているタクシーには、緑色のナンバープレートが装着されています。
しかし、許可を受けていない白タクは、一般車両と同じ白色のナンバープレートを装着しているため、「白タク」と呼ばれるのだと言われているのです。
外国人旅行者数が増加傾向にあるなか、特に急増する訪日中国人向けに在日中国人による白タクが横行していると言われています。
白タクは、中国国内でスマホアプリやネットを通じて配車予約や支払が行えること、通常のタクシーよりも安く料金が設定されていることから人気を呼んでいるそうです。
白タク行為は、道路運送法違反にあたります。
道路運送法は、旅客自動車運送であるタクシーやバスなどの事業、また有料道路などの自動車道路事業について定めている法律です。
道路運送法は、国土交通大臣の許可なく「一般旅客自動車運送事業」(常時不特定の他人の需要に応じ、反復継続の目的で、有償で自動車を使用し人の運送行為をする事業)を経営した場合の罰則として、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、又はその両方が科されると定めています。
なお、もし一種免許しか保有しない方が白タク行為をした場合には、道路運送法違反だけでなく、無免許運転(道路交通法違反)としても刑事罰が科せられる可能性があります。
無免許運転の法定刑は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
白タクや無免許運転で起訴された場合の処分は決して軽くはありません。
もし白タクで逮捕や起訴されてしまった場合は、交通事件・刑事事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問合せ下さい。
法律相談、初回接見のご予約は、フリーダイヤル0120-631-881にて24時間受付けておりますのでお気軽にお電話下さい。
(大阪府曽根崎警察署までの初回接見費用:3万3,900円)