愛知の飲酒運転事件 逮捕に強い弁護士

2014-12-01

愛知の飲酒運転事件 逮捕に強い弁護士

愛知県豊田市在住のAさんは、飲酒運転したとして愛知県警豊田警察署で取調べを受けました。
取調べの結果、Aさんは2件のスナックで飲酒した後、車内で4時間ほど仮眠をとってから車を運転していたことがわかりました。
しかし、警察官による呼気検査の測定結果をみると、事件当時Aさんが酒気帯び状態であったことは、あきらかでした。
同署は、飲酒運転に至った詳しい経緯などを調べるとともに、当初呼気検査を拒否していた事実についても調べる予定です。
(フィクションです)
※今回の事例は、平成15年7月17日の福岡高等裁判所宮崎支部の判決を参考に作成しました。

~飲酒運転で職務質問を受ける・・・~

今回参考にした福岡高裁判決は、人を死傷させるに至るような事故ではない、いわゆる交通違反事件です。
誰も死傷することがなかったことは、本当によかったと思います。
しかし、一歩間違えれば、悲惨な事故を生じさせかねない危険な交通違反事件でしたから、被告人に実刑判決が下されたこともやむを得ないでしょう。
福岡高裁は、本件の事実だけでなく過去の服役歴や度重なる交通違反歴から、再犯の可能性が極めて高いとして被告人に対して懲役2か月を言い渡しました。

さて今回は飲酒運転の事例を取り上げましたが、飲酒運転が発覚するきっかけの多くは、職務質問です。
職務質問というのは、警察官が罪を犯したあるいは犯そうとしていると疑われる人を停止させて質問することを言います。
職務質問は、いわゆる任意捜査の一環です。
ですから、職務質問を受けた人は、法律上必ずしも警察官の質問に答える必要性はないのです。
嫌だと思うことには、応じなくてもよいのです。

一つの対応方法として、警察官の職務質問に答えず、やんわりとその場を逃れるということも考えられます。
その際、後日警察から呼び出しがある旨を通告されるかもしれません。
その場合には、警察に出頭する前にぜひ刑事事件に強い弁護士から、取調べ対応のアドバイスなどを受けていただきたいと思います。
専門家のアドバイスを受けることで、逮捕の可能性を下げたり、その後の刑事処分を軽くできたりするかもしれません。
ただし、罪を犯したことが明らかである場合には、職務質問後すぐに逮捕される可能性もありますので対応には十分注意が必要です。

飲酒運転の疑いをかけられてしまった場合には、特に呼気検査を求められた際の対応に注意してください。
呼気検査を拒否することは、道路交通法違反にあたる立派な犯罪行為です。
呼気検査を拒み続けている場合、逮捕される危険性も否定できません。
呼気検査拒否で有罪判決を受けた場合、3か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、逮捕前でも迅速に弁護活動を開始することができます。
それは、スピード勝負の刑事事件を専門にする弁護士事務所としてつねに準備を怠っていないからです。
飲酒運転などでお困りの方は、ぜひ一度お電話下さい。
お電話の際には、「ブログを見た」とおっしゃっていただけるとスムーズです。

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