名古屋市の運転者のドアの開閉に伴う事故 示談に強い弁護士

2016-07-10

名古屋市の運転者のドアの開閉に伴う事故 示談に強い弁護士

Aは、名古屋市守山区内の路上において、駐車中の自己所有の自動車から降りようと自動車のドアを開けたところ、後ろから来た普通自動二輪車と接触し、普通自動二輪車に乗っていた運転者が負傷しました。その際、Aは突然のことで驚き、現場から逃げてしまいました。
後日、愛知県警守山警察署の警察官は、Aを呼び出して事情聴取をし、Aに送致するのでまた検察官から連絡があると言われました。
Aはどうなってしまうのか不安になり、交通違反・交通事故に強い弁護士無料法律相談しました。
(フィクションです)

~被害者との示談~

Aはどのような罪責を負うのでしょうか。

Aが驚いて現場から逃げ出した行為については、道路交通法上の救護義務違反に該当することは予見することができます。

問題は、自動車のドアを開けた際に、接触して相手方に怪我を負わせた行為です。

この点、判例は業務上過失傷害罪(刑法第211条)に該当すると判断しました(東京高裁平成25年6月11日判決)。

そうすると、Aは刑法上の業務上過失傷害罪と道路交通法状の救護義務違反の2つの罪責を負うことになります。

この場合、Aとしては、少しでも罪を軽くする方法としては、被害者と示談交渉をすることが考えられます。

被害者と示談を締結することによって、被害者の加害者に対する処罰感情が低下すること、示談締結により、検察官に不起訴としてもらえる可能性が高まること、仮に起訴されたとしても執行猶予を獲得することができる可能性が高まることなどの利点があります。

被害者との示談交渉は繊細なものであり、示談の締結自体は任意ですので、被害者が示談をしたくないと意思表示をすると示談をすることができませんし、仮に示談に前向きであったとしても、示談金の金額について意向が合わないというような問題も生じます。

ですので、名古屋市の運転者のドアの開閉に伴う事故について、被害者との示談を考えられている方は、示談に強いあいち刑事事件総合法律事務所弁護士にご相談ください。

初回の相談は無料ですので、一度弊社へお越しください。
(愛知県警守山警察署の初回接見費用:3万8200円)

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