名古屋市の酒気帯び運転事件で証言 偽証罪に強い弁護士

2016-05-03

名古屋市の酒気帯び運転事件で証言 偽証罪に強い弁護士

名古屋市千種区在住のAさん(20代男性)は、同僚Bが起こした酒気帯び運転事件の証人として裁判に呼び出されました。
被害会社の上司から、Bは酒気帯び運転をしていないという虚偽の証言をするよう指示されていたAさんは、上司に逆らうことが出来ず、その通りに証言しました。
後日になって、Bの酒気帯び運転の事実を証言する別のものが現れ、Aさんの証言は嘘であることがばれてしまいました。
Aさんは偽証罪の疑いで、愛知県警千種警察署で取調べを受けることになりました。
Aさんは、自分は嘘を言うつもりではなかったして無罪を主張し、刑事事件に強い弁護士に、事件の弁護を依頼することにしました。
(フィクションです)

~「偽証罪」とは~

刑事裁判において証人として呼ばれ、「良心に従って、真実を述べる」旨を宣誓した者が、嘘の証言をした場合には、刑法の「偽証罪」に当たるとして、刑事処罰を受けることがあります。
酒気帯び運転事件の刑事裁判で虚偽の証言をした上記のAさんのようなケースが典型例です。
偽証罪に問われるのは、証人が自分の記憶と異なる証言をした場合です。
たとえ自分の記憶と異なる証言をした結果、その証言がたまたま真実だったとしても、偽証罪に問われることになると考えられます。

偽証罪の主体は「法律により宣誓した証人」であるとされています。
「被告人」が虚偽の陳述をしたとしても、偽証罪に問われることはありません。
しかし、上記のAのように証人として刑事裁判に参加した者が、真実を述べると宣誓したにもかかわらず嘘の証言をすれば、偽証罪に問われます。

交通事故・交通違反事件でも、度々、真犯人をかばうための身代わり出頭や虚偽証言が行われます。
「大切な人を守りたい」「本当のことを話すと自分が困る」など、その理由は様々だと思います。
しかし、これらの行為は、犯人隠避罪や偽証罪という犯罪行為であることをよくよく覚えておいていただきたいと思います。
あいち刑事事件総合法律事務所では、無料相談を通じて、弁護士に事件のことを相談していただけます。
酒気帯び運転事件で逮捕されている事案では、弁護士が警察署まで接見(面会)に向かう、初回接見サービスも行っております。
(愛知県警千種警察署 初回接見費用:3万5200円)

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