名古屋の少年事件 面会に行く弁護士

2015-02-02

名古屋の少年事件 面会に行く弁護士

名古屋市瑞穂区在住のAさん(19歳)は、無免許の男性に車を貸したとして道交法違反の疑いで逮捕されました。
Aさんを逮捕した愛知県警瑞穂警察署によると、先日発生したひき逃げ事件に使用された車両の所有者がAさんだったということです。
もっとも、無免許運転でひき逃げ事件を起こした容疑者は別人であることから、同署は真犯人の行方を追っています。

今回は東北ニュースWEB版(2015年1月27日)の記事を参考にしています。
地名や警察署については、修正を加えてあります。

~大切なお子様が逮捕されたら・・・~

道路交通法に違反した場合は、たとえ20歳未満の少年であっても逮捕される可能性があります。
被逮捕者が少年である場合、心身鑑別や行動観察の必要性から、釈放を実現することは難しいことが多いです。
逮捕直後の段階において、懸念される点は、例えば以下のようなものがあります。

◆取調べ
警察に逮捕され、密室の取調室の中で取調官から厳しい追及を受けることになれているという人は、なかなかいないでしょう。
そのため、その場の空気に飲まれて虚偽の自白をしてしまったり、取調官の誘導に乗ってしまったりする可能性があります。
特に少年事件の場合、共犯者の仲間をかばう気持ちから嘘をついたり、自暴自棄になって取調官に言われるがままに罪を認めてしまう危険性が高いと言われています。
「取調べ対応が上手くいかなかった結果、虚偽の事実に基づき不当な処分がなされた」ということがないように、事前にアドバイスしてあげる必要があります。

◆精神的負担
交通事故・交通違反事件で逮捕されると、外部との連絡を遮断され連日厳しい取調べを受けます。
こうした環境に追い込まれる少年の精神的負担というのは、計り知れません。
この際に精神的なケアを怠れば、釈放された後の更生過程にも影響が出てしまう可能性があります。

◆外部とのコミュニケーション
逮捕直後は、捜査の必要性から、家族の方でも面会を許されないということが往々にしてあります。
また、逮捕後からしばらくしてからも、場合によっては、面会を禁止される可能性があります。
このような場合、ご家族の方などと少年とは、一切コミュニケーションをとれなくなってしまいます。

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