名古屋の中村警察署が逮捕 無免許運転で控訴する弁護士

2014-09-30

名古屋の中村警察署が逮捕 無免許運転で控訴する弁護士

Aさんは、名古屋市中村区において無免許運転の疑いで愛知県警中村警察署逮捕されました。
先日名古屋地方裁判所において第一審判決が下されました。
結果は、執行猶予が付かない有罪判決でした(実刑判決)。
この判決に納得がいかないAさんは、新たな弁護士を選任するため、弁護士事務所無料相談をしました。
(フィクションです)

~無免許運転事件で控訴する~

無免許運転で有罪判決を受けた場合、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金を科せられます。
そして、無免許運転の場合、いわゆる反則金制度の適用がありません。
そのため、反則金を納付すれば刑事罰を免れるということはなく、始めから刑事責任を問われることになります。

もっとも、無免許運転の疑いで起訴され、有罪判決を受けた人のすべてが、実際に無免許運転をしていたとは限りません。
いわゆる冤罪事件の場合です。
また、実際に無免許運転をしていたことに争いが無くても、刑罰が重すぎるのではないかと思われる場合もあります。
真の刑事事件解決という意味では、とにかく重い刑罰を科せばよいという考え方には賛成しかねます。

こうしたときの為に、日本の刑事裁判では上訴の制度があります。
上訴とは、控訴や上告のことです。
刑事裁判について見ると、

控訴…第一審の判決に不服がある場合に、高等裁判所へ救済を求める不服申立てのこと
上告…第二審の判決に不服がある場合に、最高裁判所へ救済を求める不服申立てのこと

というふうに説明されます。

ただし注意が必要なのは、これらの制度は無制限に利用できるわけではないということです。
例えば、控訴は高等裁判所に対して救済を求める不服申立てのことですが、法律で定められた一定の控訴理由が必要となります。
主な控訴理由は、訴訟手続の法令違反・法令適用の誤り・量刑不当・事実誤認がある場合などです。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、控訴してほしいというご依頼も承っております。
無免許運転事件の第一審で有罪判決が下されたが納得できないので、弁護士を交代したいという場合でも結構です。

交通事故・交通違反事件に強い当事務所に、まずはお電話ください。

Copyright(c) 2016 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.