名古屋の瑞穂警察で逮捕 未成年の交通事故事件(少年事件)に強い弁護士

2014-08-11

名古屋の瑞穂警察署で逮捕 未成年の交通事故事件(少年事件)に強い弁護士

名古屋市熱田区在住のAさん(17歳)は、瑞穂区内の車道を原付バイクで走行していました。
その途中信号のない交差点に進入したところ、歩行者Vさんと衝突しました。
Aさんは愛知県警瑞穂署に逮捕されました。
Aさんの父親は少年事件に強い弁護士事務所に交通事故・交通違反事件の法律相談に向かいました。
(フィクションです)

~未成年者による交通事故における弁護活動~

少年院に入らないための活動
加害者が未成年者である事件のことを少年事件と言います。
少年事件の場合、事件は以下の手続き(少年事件手続きと言います)を経て処理されます。
まず犯罪の疑いがあると判断された事件は全て家庭裁判所に送致され、家庭裁判所で審判をするか否かの調査を行います。
そして、家庭裁判所が審判が必要と判断すれば、審判が開かれます。

家庭裁判所で審判が開かれると、保護処分あるいは不処分の判断が下されます。
少年院送致は、保護処分の一つです。
他の保護処分の内容としては、保護観察や児童自立支援施設などへの送致があります。
したがって、少年院に入らないためには、
・少年院送致以外の保護処分の獲得
・不処分の獲得
・家庭裁判所での審判を開かせない
といった方法が考えられます。

交通事故事件で人を死傷させてしまった場合、犯罪が成立する疑いがあります。
したがって、加害者が未成年者である場合、事件は少年事件手続きによって処理され、少年院送致の可能性もあります。
上記の方法で少年院送致を回避するため、
依頼を受けた弁護士は、家庭裁判所に対して
・疑いをかけられている交通事故に関与していない
・事故が軽微
・本人の性格や環境に照らして再び交通事故を起こす可能性は低い
などといった事情を客観的な証拠に基づいて、説得的に主張していきます。

また、被害者保護が重要視される昨今の状況に鑑みると、
・被害者に対する被害弁償
・謝罪
・示談交渉
なども少年院送致を回避するための弁護活動として重要だと考えています。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所の弁護士は、少年事件も多数経験しています。
その中で多くの少年の更生にたずさわってまいりました。
未成年者の方が人身事故を起こしてしまったら、すぐにお電話ください。

 

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