名古屋の過失運転致傷で逮捕 量刑の弁護士

2015-08-14

名古屋の過労運転で逮捕 量刑の弁護士

Aさんは居眠り運転中に人身事故を起こしたとして愛知県警中川警察署逮捕されました。
愛知県警中川警察署は、過労運転の禁止及び過失運転致傷罪の両方で捜査を進めています。
(フィクションです)

~過労運転中に人身事故を起こしたら・・・~

昨日(2015年8月13日)のブログでは、「過労運転(道交法66条)」をテーマにしました。
今回は、その続編です
過労運転の罪で処罰された具体例を取り上げたいと思います。
名古屋高等裁判所判決昭和37年8月27日判決です。

被告人は居眠り運転中に人身事故を起こしてしまったそうです。
居眠りの原因は、前日来の過労と睡眠不足にありました。
このようなケースでは、過労運転の罪と過失運転致傷罪(当時は業務上過失傷害罪)が成立すると考えてほぼ間違いありません。

ただ問題なのは、成立した2つの罪をどのような関係に位置付けるかという点です。
考え方としては2つあります。
・過労運転と人身事故は1つの行為から生じた結果として理解すべきである
・過労運転と人身事故は別の行為から生じた結果として理解すべきである

これらの考え方の違いは、最終的な量刑の違いに影響してきます。
(詳しくは交通事故・交通違反事件に強い弁護士にお尋ねください。)

名古屋高裁は、後者の考え方を取りました。
法律上、過労運転に対する処罰規定は、人身事故に対する処罰規定と処罰対象を異にするというのがその理由です。

あいち刑事事件総合法律事務所は、量刑相場に関する回答も可能です。
なぜなら、刑事事件専門の弁護士事務所だからです。
過労運転による人身事故のケースでもお気軽にご相談ください。
弊所であれば、無料法律相談や初回接見サービスをご利用になれます。
愛知県警中川警察署に逮捕されたという場合、初回接見費用は3万5000円です。

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