名古屋の飲酒運転事件 酒気帯び運転での私選弁護人の接見活動

2014-07-25

名古屋の飲酒運転事件 酒気帯び運転での私選弁護人の接見活動

名古屋市西区在住のAさんは、中村区の交差点を左折しようとしたところ、曲がり切れず対向車に衝突しました。対向車に乗っていたVさんは、事故によりむち打ちになりました。
Aさんは、飲酒したうえで事故を起こしてしまったため愛知県中村警察署に酒気帯び運転(道交法65条)及び人身事故の容疑で現行犯逮捕されました。
逮捕の連絡を受けたAさんの妻は、法律事務所に相談に来ました(このお話はフィクションです)。

~逮捕段階における私選弁護人(弁護士)の活動~

逮捕段階においては、いわゆる国選の弁護士を弁護人にすることが出来ません。
国選弁護人が選任されるのは起訴されてから、あるいは特定の罪を犯した場合で勾留されてからしかつけることができないのです。
よって、逮捕後に弁護士をつけたいということであれば私選弁護人をつけることになります。
 
具体的な弁護士の活動
  ①逮捕された方と早く面会(接見)し、取調べ対応について適切なアドバイスをする
  ②検察官に対して勾留請求しないように働きかけ、勾留請求を阻止する
  ③接見後、逮捕されている方の様子や事件に関する今後の見通しを家族の方などに報告する
  ④被害者の方に対する謝罪や被害弁償などを行う
  
逮捕されると外部との連絡が制限される・身体の自由を奪われるなどの不利益が生じます。
逮捕されたために仕事や学校を休めば、事件のことが会社や学校に知られその後の生活に支障が生じるなどさらに状況が悪化する可能性があります。
また、家族や友人と自由に連絡が取れないという状況は、逮捕された方にとってもその家族や友人の方にとっても、辛いことでしょう。
ですので、弁護士は逮捕段階において依頼を受けた場合、逮捕された方の早期釈放やご家族・友人の方への正確な状況説明などに尽力するのです。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所の弁護士は、刑事事件・少年事件を専門にしておりますので逮捕段階の弁護活動にも豊富なノウハウがあります。
飲酒運転で逮捕されたご家族や友人が心配、被害者の方にどう対応したらよいかわからないなどとお困りの方は、ぜひ一度ご相談下さい。

 

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