神戸市の危険運転致死事件で逮捕 執行猶予の弁護士

2015-10-06

神戸市の危険運転致死事件で逮捕 執行猶予の弁護士

神戸市灘区在住30代男性会社員Aさんは、兵庫県警灘警察署により危険運転致死の容疑で現行犯逮捕されました。
同署によると、大量のアルコールを摂取した状態で自動車を運転し、自転車に乗っていた被害者を轢き、死亡させたようです。
逮捕後の取調べでは、酔っていて覚えていないなどの発言をしているそうです。

今回の事件は、フィクションです。

~危険運転致死傷罪の導入~

危険運転致死傷罪は、2001年の刑法改正の際に導入されました。
悪質で危険性の高い交通違反による交通事故に対して、厳罰化の声が高まったことにより導入されました。
そして、2013年、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律(通称、自動車運転死傷行為処罰法)が新設されました。
これに伴い、従来型の危険運転致死傷罪の条文が、刑法から自動車運転死傷行為処罰法に移行されました。
また移行されるとともに、危険運転致死傷罪の適用対象の追加、新類型の危険運転致死傷罪が規定されました。
つまり、自動車運転死傷行為処罰法に成立により、危険運転致死傷罪が適用される範囲が広くなったと言えます。

~危険運転致死傷罪と処罰~

危険運転致死罪の法定刑は、1年以上20年以下の懲役または15年以下の懲役です。
危険運転致傷罪の法定刑は、15年以下の懲役または12年以下の懲役です。
どちらも重たい処罰となっているのがわかると思います。
一般的に、危険運転致死罪で刑事処罰を受ける場合、執行猶予が付かない実刑判決となる可能性が高くなります。
死亡事故後の「ひき逃げ」があればさらに重くなります。
少しでも刑を軽くできるように、交通事故に強い弁護士に相談されることをお勧めします。

危険運転致死事件でお困りの方は、交通事故に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお任せください。
勾留阻止・保釈といった身体解放活動、執行猶予獲得など刑事処罰の軽減に精通した弁護士が在籍しております。
まずはあなたのお悩みを当事務所に弁護士にきかせてください。
(兵庫県警灘警察署 初回接見料:38100円)

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