北九州市の再犯防止にも尽力する弁護士~薬物使用運転で逮捕されたら

2017-12-10

北九州市の再犯防止にも尽力する弁護士~薬物使用運転で逮捕されたら

Aさん(27歳・福岡県北九州市在住・会社員)は、時々行くお店に「デザイナーズドラッグ」と書かれて売られている薬物を見つけ、好奇心からこの薬物を購入して吸ってみました。
Aさんは、この薬を10回ほど購入した頃、店員から、「デザイナーズドラッグ」と記載している薬物の中身は危険ドラッグであると聞きましたが、すでに頻繁にこの薬を使用している状況であったことから薬の使用をやめることができませんでした。
ある日、Aさんは、車を運転している最中に、警邏中のパトカーに停止するように求められました。
Aさんは、職務質問を受け、危険ドラッグの使用が発覚し、福岡県八幡西警察署の警察官に道路交通法違反逮捕されました。
(フィクションです)

~薬物使用運転~

危険ドラッグ」と呼ばれる薬物は、規制薬物または指定薬物に化学構造を似せて作られ、これらと同様の薬理作用を有する物のことをいいます。
危険ドラッグを使用して車を運転する行為は、道路交通法違反にあたる行為です。

・道路交通法第六十六条
何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

・道路交通法第百十七条の二の二
次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
 七  第六十六条(過労運転等の禁止)の規定に違反した者(前条第三号の規定に該当する者を除く。)

自動車を運転する際にも危険ドラッグを使用している方は薬物使用の常習性が認められる場合も多いです。
このような薬物使用運転事件の場合、薬物依存症の治療をしっかり行うことはもちろん、入手ルートの断絶、家族のサポートなど様々な要因から再犯可能性がないことをしっかり主張していくことが弁護活動においても重要となります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所です。
薬物がらみの交通事故事件について経験豊富な弁護士も多数在籍しております。
薬物使用運転を行い、交通事故を起こしてしまえば、危険運転に問われる可能性もありますから、薬物使用運転事件についてはすぐに弁護士に相談しましょう。
福岡県八幡西警察署 初回接見費用 41,840円

Copyright(c) 2016 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.