岐阜県岐阜市の人身事故で起訴 執行猶予獲得を目指す弁護士

2017-03-13

岐阜県岐阜市の人身事故で起訴 執行猶予獲得を目指す弁護士

Aさんは、車で岐阜県岐阜市内の道路を走行中、スマートフォンの画面に気を取られ、進路前方の左端に駐車していた自動車に衝突し、同車に乗っていたVさんに対して眼底骨折等の傷害を負わせてしまいました。
事故後、Aさんは、すぐに救急車や警察を手配する等の対応をとり、各処理が終わった後、岐阜県岐阜南警察署の警察官から、事情聴取を受けることとなりました。
Aさんは、逮捕されることはなく、自宅にいるまま在宅事件として捜査を受けることになったが、ある日検察官から、自動車運転死傷行為処罰法違反により起訴する旨の通知がなされました。
そこで、Aさんは交通事故の弁護に強い弁護士を頼り、相談をすることにしました。
(フィクションです。)

~人身事故~

自動車による交通事故における人身事故の多くは、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」(いわゆる「自動車運転死傷行為処罰法」)違反として、過失運転致傷の罪に問われることとなります。
同罪の法定刑は、7年以下の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金です。
もっとも、被害者に生じた怪我の程度が大きくなく、運転態様が悪質でないような事情等があれば、起訴猶予による不起訴処分を目指すことも不可能ではありません。
しかし、昨今の交通事故の厳罰化により、人身事故のうち被害者の怪我の程度が重い事案については、たとえ初犯であったとしても場合によっては執行猶予のつかない、実刑判決が下される可能性があります。

今回のAさんについては、岐阜市内の道路を車で進行するにあたり、前方左右を注視して進路の安全を確認しながら進行すべきという自動車運転上の注意義務を、いわゆるながらスマホによって進路の安全を確認せずに進行したという過失により、これを怠っています。
ですから、Aさんには過失運転致傷罪が成立することとなるでしょう。

このような場合でも、執行猶予や減刑を目指し、被害者の方への謝罪や弁償、示談を行ったり、再犯防止策を厳重にとったりして、被疑者・被告人に有利に働くよう、弁護士に動いてもらことが可能です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり、自動車による人身事故についての刑事弁護活動も多数承っております。
起訴状が届いてしまったとお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、ご相談ください。
岐阜県岐阜南警察署への初回接見費用:4万円

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