岐阜県の駐車場で当て逃げ事件で逮捕 示談交渉で不起訴の弁護士

2017-01-16

岐阜県の駐車場で当て逃げ事件で逮捕 示談交渉で不起訴の弁護士

岐阜県大垣市在住のAさん(40代女性)は、スーパーマーケットの駐車場から自分の車を出す際に、隣に駐車している車に勢いよくぶつけてしまった後、そのまま走り去ろうとしました。
このAさんの行為をたまたま目撃した警察官が、Aさんを追跡して呼び止め、Aさんは道路交通法違反の当て逃げの容疑で、岐阜県警大垣警察署現行犯逮捕されました。
Aさんが逮捕されたとの知らせを受けたAさんの家族は、刑事事件に強い弁護士にAさんとの接見(面会)に行ってもらうことを依頼し、今後の事件対応のアドバイスをしてもらうことにしました。
依頼を受け早速接見(面会)に向かった弁護士は、被害者との示談交渉がうまくいけば、不起訴処分も有り得ると考えています。
(フィクションです)

~道路交通法違反の対象となる「道路」とは~

当て逃げの罪は、「道路交通法違反」の罪に当たり、当て逃げの法定刑は「1年以下の懲役又は10万円以下の罰金」とされています。

・道路交通法 2条1項1号
「道路 道路法(略)第二条第一項 に規定する道路、道路運送法(略)第二条第八項 に規定する自動車道及び一般交通の用に供するその他の場所をいう。」

道路交通法の対象となる「道路」とは、「一般交通の用に供する」場所をいいます。
不特定・多数の者が自由に通行・利用できる状態にあれば、「道路」として認められる傾向にあります。
私有地であっても、不特定・多数の者が自由に通行・利用できる状態であれば、道路交通法にいう「道路」となります。
したがって、不特定多数の客が利用するスーパーマーケットの駐車場も「道路」に当たると考えられます。
他方で、月極め駐車場は、契約者だけが利用するという性質から、道路交通法の対象となる「道路」に該当しないとされる傾向にあるようです。

駐車場での当て逃げ事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士は、当て逃げ被害者との示談交渉をするなど、不起訴処分に向けた弁護活動を行います。
まずは、被害者が加害者を許し被害届を取り下げる趣旨を含む示談成立に尽力します。
岐阜県大垣市の駐車場で当て逃げ事件を起こしお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。
(岐阜県警大垣警察署の初回接見費用:4万1000円)

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