愛知県警中警察署が逮捕 危険運転致死傷罪で弁護活動する弁護士
愛知県警中警察署が逮捕 危険運転致死傷罪で弁護活動する弁護士
Aさんは、名古屋市中区錦のクラブで飲酒した後、自ら車を運転して帰宅していました。
その途中、前方にいた歩行者に気付かず、後方から衝突してしまいました。
現場に駆け付けた愛知県警中警察署の警察官によると、Aさんは事故当時酩酊状態であったため、危険運転致死罪の現行犯として逮捕したそうです。
Aさんの家族は、「一日でも早くAさんを釈放してもらいたい」と弁護士事務所で無料法律相談を行いました。
(フィクションです)
~危険運転致死傷罪について~
危険運転致死傷罪とは、飲酒運転や危険ドラッグ影響下での運転など、法の定める危険な状態で自動車などを運転して人を死傷させる罪の事です。
この罪は、もともと刑法という法律に規定がありました。
しかし、2014年から施行された自動車運転死傷行為処罰法が作られてからは、処罰対象を拡大するなどした上で、自動車運転死傷行為処罰法に規定が移されました。
危険運転致死傷罪は、飲酒運転による悲惨な死亡事故など、悪質で危険性の高い自動車運転による交通事故事件に対する厳罰化を進めるために導入されました。
そのため、法定刑も非常に重いものとなっています。
例えば、危険運転致死罪の場合、法定刑は1年以上20年以下の懲役です。
また危険運転致傷罪の場合、危険運転の態様によっては最長15年の懲役刑が科せられる可能性があります。
このように危険運転致死傷罪は、悪質で危険な運転に対して厳罰化を進めるために定められたという経緯があり、法定刑も厳しく定められています。
そのため、この罪で刑事処罰を受ける場合には、高い確率で実刑判決を覚悟しなければなりません。
執行猶予付き判決で刑務所行きを回避することは、なかなか難しいかもしれません。
また、危険運転致死傷罪のケースで往々にしてあるのが、ひき逃げをしてしまうことです。
飲酒運転などの発覚を恐れて、現場から逃げ出してしまう方が多いようです。
しかし、ひき逃げの場合さらに科される刑罰が重くなりますし、執行猶予付き判決獲得の確率も下がってしまいますので注意が必要です。
なお、自動車運転死傷行為処罰法では、飲酒運転の発覚などを免れるために行った行為を罰する規定が新設されています(「逃げ得」の防止)。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、危険運転致死傷罪に関する無料法律相談も受け付けております。
飲酒運転や薬物影響下での運転に対する厳罰化が進む昨今では、これらの罪に関する弁護活動の大変さも日々増しています。
しかし、愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、いつでも依頼者の方の味方です。
決して手を抜かず最後まで弁護活動を行います。
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弊所は刑事事件専門の弁護士事務所です。
私達はこのように厳罰化が進む今だからこそ、刑事事件を専門に扱う弁護士に依頼するメリットがあると考えています。