愛知県警瑞穂警察署が逮捕 危険ドラッグと交通事故・交通違反

2014-09-20

愛知県警瑞穂警察署が逮捕 危険ドラッグと交通事故・交通違反の弁護士

名古屋市瑞穂区在住のAさんは、車を運転中ガードレールに衝突する交通事故を起こしました。
今回の交通事故事件で被害者はいませんでした。
しかし、Aさんに危険ドラッグ乱用の疑いがもたれたため、Aさんは愛知県警瑞穂警察署現行犯逮捕されました。
Aさんの友人は、Aさんを弁護してくれる弁護士を探して法律事務所を訪れました。
(フィクションです)

~危険ドラッグの乱用と交通事故・交通違反事件~

今月13日、危険ドラッグを乱用した男性が自損事故を起こしたとして、現行犯逮捕されました。
愛知県警は、7月下旬から危険ドラッグを乱用した上で車を運転している疑いがもたれる場合、道交法違反で現行犯逮捕する方針を取っていました。
本件は、愛知県警が初めて新たな方針にしたがって現行犯逮捕を行ったケースだそうです。
(ANNニュースほか)

最近危険ドラッグに関連して発生する交通事故・交通違反事件が急増しています。
そのため、全国の警察は危険ドラッグを厳しく規制する傾向にあります。

今回は、危険ドラッグと交通事故・交通違反事件との関係で問題になる法律を紹介します。

まず危険ドラッグを乱用した疑いがもたれる場合、道路交通法に違反する可能性があります。
典型例としては、前述の自損事故のケースが挙げられます。
これまでは、危険ドラッグを乱用したうえで自損事故を起こしても、危険ドラッグを乱用したという証明を行うのに時間がかかってしまう、という理由で現行犯逮捕することは出来ませんでした。
しかし、前述の通り警察が方針を変えたことによって、自損事故のケースでも現行犯逮捕される可能性が出てきました。
こうした事件で有罪判決を受けた場合、法定刑は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金となります。
ちなみに、法律上は、車の運転のみならず原付や自転車の運転でも摘発される可能性があります。

次に危険ドラッグを乱用したうえで車による人身事故を起こしてしまった場合です。
この場合は、自動車運転処罰法に違反する可能性があります。
自動車運転処罰法は、飲酒運転や薬物影響下における運転を厳しく取り締まることを目的として制定された法律です。
そのため、自動車運転処罰法違反が問題となる場合、非常に厳しい刑罰を受ける恐れがあります。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、刑事事件・少年事件を専門に取り扱っています。
そのため、所属する弁護士は、薬物関連犯罪にも精通しています。
危険ドラッグに関連した交通事故・交通違反事件の刑事弁護もお任せ下さい。

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