愛知県の危険ドラッグによる事故で逮捕 執行猶予に強い弁護士

2015-07-20

愛知県の危険ドラッグによる事故で逮捕 執行猶予に強い弁護士

Aさんは執行猶予になることを求めて弁護士に相談することにしました。
危険ドラッグの影響により正常な運転が困難な状態で、愛知県内の県道を車で走行したとして検挙されたからです。
(この事件はフィクションです)

~危険ドラッグに関連する交通事件判例~

平成26年7月より、脱法ドラッグは「危険ドラッグ」に名称が変更になりました。
変更した理由は、以前使われていた脱法ドラッグという名称では危険性が明らかでないとされたためです。
今回紹介するのは、名称変更前、脱法ドラッグという名称のころの判例です。
名称が変更になっただけですので、現在の裁判所の判断枠組みは、脱法ドラッグの頃とあまり違わないと思います。

■大阪地裁判決平成25年12月18日

被告人は、普通乗用自動車を運転中、脱法ドラッグを使用しました。
このまま運転を継続すれば、本件薬物の影響により、正常な運転が困難になるかもしれないことを認識していました。
そうであるにもかかわらず、あえて運転を継続した結果、歩行者に衝突し、怪我を負わせました。
しかも、被告人は歩行者を救護することなく立ち去りました。

こうした事実関係のもとで、裁判所は以下のような事情から、懲役3年の実刑判決を下しました。
・被告人は、正常な運転が極めて困難な状態であったこと
・車両の通行が禁止されている狭い道路を相当の速度で走行したこと
・運転中であるにもかかわらず、快感の会得や現実逃避を目的として薬物を摂取したこと
・危険な走行により被害者に怪我を負わせたにもかかわらず、走行を続けたのが悪質であること

一方で
・示談が成立し、被害者から被告人に対して寛大な処分を望む嘆願書が提出されていること
・前科がないこと
が減刑する方向で働いたものと思われます。

刑事事件において執行猶予を得るためには、示談の成否が重要になります。
示談交渉では、弁護士が相手方当事者との示談の窓口になります。
有利に示談を進めるためにも、交通事故・交通違反事件を起こしてしまった場合は速やかに弁護士にご相談下さい。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、交通事故・交通違反事件をはじめとする刑事事件総合法律事務所です。
たくさんの示談を成立させ、執行猶予を得てきた弁護士が、親身に対応致します。
なお、危険ドラッグによる交通事故・交通違反事件により愛知県警中川警察署に逮捕されてしまった場合には、弊所の初回接見サービスがおすすめです(初回接見費用:3万5000円)。

 

 

 

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