愛知の豊田警察署が逮捕 危険ドラッグ運転で情状酌量の弁護士

2014-11-02

愛知の豊田警察署が逮捕 危険ドラッグ運転で情状酌量の弁護士

愛知県に住むAさんは、危険ドラッグを使用した状態で車を運転したとして現行犯逮捕されました。
現在も愛知県警豊田警察署に留置されています。
Aさんには、薬物関連の前科はありませんでした。
Aさんの家族から依頼を受けた弁護士は、早速Aさんと面会することにしました。
これから、名古屋駅を出発する予定です。
(フィクションです)

~危険ドラッグと自動車運転~

毎日新聞の報道によると、8月末までに32件の危険ドラッグ使用者による交通事故があったそうです。
このように最近、危険ドラッグを使用した人による自動車事故が頻発していることから、その規制が日々強まっています。
ちなみに、昨年度の危険ドラッグ使用者による交通事故は11件でした。
愛知県警は、今年の7月に、危険ドラッグを使用して運転していることが疑われる場合、その場で現行犯逮捕する方針を固めました。
また9月からは、危険ドラッグを所持していただけで最長6か月の免許停止処分を行う方針も発表しました。

~危険ドラッグ使用者による自動車運転における弁護活動~

こうした規制強化に伴い、危険ドラッグ関連犯罪の弁護活動も日々重要性を増しています。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、危険ドラッグ関連犯罪について以下のような弁護活動を行います。

■違法薬物であるとの認識がなかったことを主張・立証する、犯罪を証明する証拠が違法な手段で収集されたことを主張・立証する

薬物関連犯罪が問題となる場合、その薬物が違法薬物であるとの認識があったかどうかは、とても重要な点です。
この認識がなければ、犯罪行為の故意(わざと行うという意図)がないことになり、罪には問われません。
そこで弁護士は、被疑者・被告人に違法薬物の認識がない場合、客観的証拠を収集した上でその事を強く主張していきます。

また、危険ドラッグを使用して車を運転したという疑いをかけられた場合でも、それを証明する証拠がなければ罪には問われません。
そして、その証拠は法律で認められた手続きによって収集されなければ、裁判で使用できません。
そこで、警察や検察による逮捕・勾留・取調べ・捜索など、一連の刑事捜査の過程を精査し、法に反する手段が行われていなかったかどうかを検討します。
もし、違法な手段を用いたことが判明すれば、それを根拠に違法に収集された証拠を裁判から排除します。
当然、犯行を証明するのに十分な証拠が集まらなければ、罪には問われません。

以上の活動は、無罪判決や不起訴処分を獲得するための弁護活動です。

■情状酌量を求める

危険ドラッグを使用して車を運転していた事実に争いがなく、証拠からも明らかである場合には、いたずらに警察や検察と戦ってもかえって逆効果です。
むしろ、素直に罪を認めた上で、できる限り量刑を軽くしてもらえるように、被告人に有利な事情を精査し、主張・立証していくべきです。
具体的には、
・薬物への依存性がないこと
・常習性がないこと
・再犯を防止する策があること
などを主張・立証していきます。

こうした弁護活動により、少しでも情状酌量の可能性を高めていきます。
ここでは、ご家族の方など周囲の方の協力が不可欠です。
二度と危険ドラッグを使用させない環境づくりやその他具体的な対策を弁護士と一緒に考えていきましょう。

■身柄解放活動

上記のように、最近は危険ドラッグを使用して車を運転した疑いがあるだけで現行犯逮捕されるようになりました。
そのため、弁護士が釈放・保釈による身柄解放活動を迅速に行うことも重要です。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、刑事事件・少年事件専門の弁護士事務所です。
ですから、危険ドラッグをはじめとする薬物関連犯罪の弁護活動も多数行っています。
危険ドラッグ使用者が逮捕されてしまったときには、すぐお電話ください。
交通事故・交通違反事件にも精通した信頼できる弁護士が、万全の弁護活動で対応します。

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