名古屋市の過失運転致死事件で逮捕 示談の弁護士

2015-10-23

名古屋市の過失運転致死事件で逮捕 示談の弁護士

Aさんは、愛知県警中村警察署により過失運転致死の容疑で逮捕されました。
逮捕後、親族からの依頼で、交通事故・交通違反事件に強い弁護士事務所弁護士が接見に向かいました。
弁護士が接見をした時のAさんの様子は、非常に衰弱した状態だったそうです。

今回の事件は、フィクションです。

~判例の紹介~

紹介する判例は、平成27年6月23日判決の横浜地裁で開かれた過失運転致死、無免許運転事件です。

【事実の概要(過失運転致死の事実のみ抜粋)】
A・Bは、同所先道路を時速約45キロメートルで進行中、対向車線上に停止して客を乗降させている路線バスを認めた。
事故現場であるバスの後方に対する見通しは悪く、同車の後方には交通整理の行われていない交差点もあった。
さらに、そのバスから降りた客やその他の歩行者が同車の後方から同道路を横断しようとして自車の進路上に出てくることが予想される状況にあった。
そのため、A・Bには事故直前、
・(Aの過失)一時停止又は徐行せず、同車の後方を横断する歩行者の有無に留意せず、その安全を十分確認しないまま漫然前記速度で進行した過失
・(Bの過失)Aに一時停止又は徐行するよう指示を与えず、同車の後方を横断する歩行者に留意せず、その安全を十分確認しないまま漫然前記速度で進行した過失
が認められた。
事故当時、A・Bは、同路線バスの後方を右方から左方に横断歩行中のC(当時76歳)を直前に至ってそれぞれ認めた。
しかし、回避措置を講じる間もなく、自車前部を同人に衝突させてボンネットに跳ね上げ、フロントガラスに衝突させて路上に転倒させた。
よって、同人に頚椎骨折等の傷害を負わせ、前記傷害による頚髄損傷により死亡させた。

【判決】
Aを懲役1年6月
Bを懲役2年4月

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(愛知県警中村警察署 初回接見料:33100円)

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