大阪のひき逃げ事件で逮捕 取調べの弁護士

2015-08-18

大阪のひき逃げ事件で逮捕 取調べの弁護士

Aさんは、大阪府警吹田警察署管内で発生したひき逃げ事件の犯人です。
先日警察から呼び出しを受け、今日の午後から取調べを受けることになっています。
そこで交通事故・交通違反事件専門の弁護士に法律相談してみることにしました。
(フィクションです)

~ひき逃げ事件のポイント~

典型的なひき逃げ事件は、車やバイクなどの運転手が加害者になります。
そして、ひき逃げが成立するためには、まず加害者である車やバイクの運転手自身が人身事故を起こしてしまったという認識を持っていなければなりません。
ニュースなどで「ぶつかったのが人だとは思わなかった」などというひき逃げ容疑者の弁解が大きく取り上げられるのは、そのためです。

もっとも、ここでいう「人身事故を起こしてしまったという認識」は、それほど明確なものである必要はありません。
もしかしたら人だったかもしれない、程度の認識でも十分だと考えられています。
ですから、ひき逃げの罪を免れようと上記のポイントを踏まえ、
「自分は人とぶつかった事に気づきませんでした」
などと弁解しても無意味かもしれません。
なぜなら、「もしかしたら・・・」程度の認識は、加害者本人の供述に関わりなく、客観的証拠から十分認定できてしまう場合が多いからです。
東京高等裁判所昭和41年7月18日判決もその一例です。
むしろ、そういった不合理な弁解が加害者に反省の意思がないことを示す事情になってしまうおそれがあります。

交通事故・交通違反事件を起こしてしまったら、素直に罪を認め反省することが結果として良い場合もあります。
取調べなどでどういった受け答えをすべきか、まずは弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。

あいち刑事事件総合法律事務所は、取調べ対応のアドバイスも行っております。
ぜひ無料法律相談で弊所の評判のいい弁護士から、たくさんのアドバイスをもらってください。
なお、大阪府警吹田警察署に逮捕されてしまった場合は、警察署内で弁護士からアドバイスを受けることもできます(初回接見費用:3万6900円)。

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