大阪市の居眠り運転による交通事故で逮捕・勾留 懲役の弁護士
大阪市の居眠り運転による交通事故で逮捕・勾留 懲役の弁護士
Aさんは、大阪市の高速道路を走行中、急激な眠気に襲われました。
そうであるにもかかわらず、走行を継続したところ、他の車に衝突しました。
大阪府警天満警察署によると、今月中に発生した居眠り運転による過失運転致死事件はこれで3件目だそうです。
(この事件はフィクションです)
~居眠り運転による事故の判例~
今回は居眠り運転により事故が誘発された場合の判例についてご紹介します。
■東京地裁判決平成26年7月4日
被告人は、中型貨物自動車を運転し、首都高速湾岸線を走行していました。
走行中に、仮睡状態に陥りましたが運転を継続していました。
その結果、渋滞により減速していた先行車両に衝突し、乗っていた4名を死亡させ、2名に重傷を負わせました。
被告人は逮捕・勾留されました。
この事件について、裁判所は
・4名死亡、2名重傷という結果の重大性
・死亡した被害者遺族や重傷を負った被害者の処罰感情
・事故の原因が居眠り運転であること
・被告人が自らの犯した罪に真摯に向き合っているとみられないこと
を理由に、懲役5年6か月の実刑判決を下しました。
一方で、
・被告人車両には任意保険が掛けられていたことから、被害者に対して賠償がなされたこと
・事故に対して不十分とはいえ被告人が反省の態度を示していること
などを理由に、検察官の求刑より減刑されています。
減刑の理由は、反省等の被告人の態度や更生の可能性、被疑者に対する被害の弁償の有無など多岐にわたります。
減刑を勝ち得るためには、刑事事件に明るい弁護士に相談することが重要です。
そのため、交通事故・交通違反事件を起こしてしまった場合には、速やかに弁護士に相談して下さい。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、交通事故・交通違反事件をはじめとする刑事事件専門の弁護士事務所です。
居眠り運転をはじめとする過失運転致死罪の弁護経験豊富な弁護士が丁寧にご対応致します。
なお、大阪府警天満警察署に逮捕・勾留されている場合には、弊所の初回接見サービスがおすすめです(初回接見費用:3万5100円)。