名古屋の当て逃げ事件で逮捕 情状弁護の弁護士
名古屋の当て逃げ事件で逮捕 情状弁護の弁護士
Aさんは、当て逃げ事件で愛知県警中警察署に逮捕されてしまいました。
同署によると、Aさんは車で物損事故を起こした際、執行猶予中であったために怖くなり、逃げてしまったそうです。
酒気帯び運転による人身事故で執行猶予判決を受けていました。
(フィクションです)
~執行猶予中の当て逃げ事件~
執行猶予中に罪を犯した場合、気を付けなければならないのが、執行猶予の取消しです。
執行猶予が取り消された場合、執行を猶予されていた罪についても刑罰が執行されてしまいます。
今回は、執行猶予中に当て逃げ事件をしてしまったケースをもとに執行猶予取消しに対する弁護活動の一例をご紹介したいと思います。
刑法によると、執行猶予期間中に禁錮以上の刑に処せられ、その刑について執行猶予の言渡しがない場合、執行猶予が取り消されます。
当て逃げ事件の法定刑には、懲役刑も含まれますから、執行猶予が取り消される可能性があります。
また場合によっては、罰金刑に処せられた時にも執行猶予が取り消される可能性がありますから、その点でも当て逃げ事件には注意が必要です。
~具体的な弁護活動~
それでは早速、執行猶予取消しを回避するための弁護活動について見ていきましょう。
上記の通り、執行猶予が取り消される典型パターンは、執行猶予中に禁錮以上の刑に処せられたり、罰金刑に処せられたりする場合です。
とすると、執行猶予の取消しを回避するには、執行猶予中に懲役刑や罰金刑に処せられなければいいわけです。
執行猶予期間終了まで、刑罰を受けないよう、時間稼ぎすればいいのです。
そのため、執行猶予取消しを回避しようとする場合、控訴・上告手続きなどを行って裁判を長引かせることがあります。
これも有効な弁護活動の1つなのです。
刑事事件は、人権保障の観点から様々な時間制限や手続制限が定められています。
依頼者の利益を最大限守っていくためには、こうした手続き上のルールを戦略的に利用していくことも必要になります。
愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、当て逃げ事件にも強い弁護士事務所です。
執行猶予の取消しを避けたいという場合には、万全の情状弁護で依頼者の方をサポートします。
交通事故・交通違反事件でお困りの方は、ぜひ一度ご相談下さい。
なお、愛知県警中警察署に勾留されている場合には、初回接見サービス(初回接見費用:3万5500円)もおすすめです。