名古屋の東警察署が現行犯逮捕 警察官の飲酒運転と弁護士

2014-11-06

名古屋の東警察署が現行犯逮捕 警察官の飲酒運転と弁護士

名古屋市東区にあるオアシス21の近くの路上で、Aさんは愛知県警東警察署現行犯逮捕されました。
逮捕の理由は、Aさんの飲酒運転でした。
のちの取調べでAさんは、元警察官であったことが分かりました。
現在も名古屋地方検察庁で取調べが行われています。
Aさんの妻は、名古屋の弁護士事務所無料法律相談をすることにしました。
(フィクションです)

~飲酒運転について~

最近、相次いで警察官飲酒運転していたというニュースが報道されています。

・愛知県警刈谷署の警部補が酒気帯び運転で現行犯逮捕
(デジタル版朝日新聞10月30日)
・埼玉県警所沢署の巡査が酒気帯び運転で書類送検
(デジタル版スポニチ10月11日)

飲酒運転を取り締まる立場である警察官が、自ら飲酒運転をしているとはとても信じられません。

さて今回は、飲酒運転について書きたいと思います。

飲酒運転といってもその種類は、2種類あります。
一つは、酒酔い運転、もう一つは、酒気帯び運転です。

酒酔い運転とは、アルコールの影響で正常な運転が出来ない恐れがある状態で車を運転することを言います。
酒酔い運転をしたことが発覚した場合、5年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。

一方で酒気帯び運転とは、政令で定める以上のアルコールを身体に保有した状態で車を運転することを言います。
政令で定める以上のアルコールというのは、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15ミリリットル以上の場合と定められています。
酒気帯び運転が発覚した場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

近年、飲酒運転を原因とする事故が多発していることを受けて、これに対する厳罰化が進んでいます。
2007年の道路交通法改正では飲酒運転をした人に加えて、飲酒運転をさせた人や飲酒運転している車に同乗した人も罰せられるようになりました。
これは、飲酒運転を防止するためにドライバー本人だけでなく、その周りの人も注意してほしいという意図でなされた法改正だと思います。
悲惨な人身事故が起きてからでは遅いのです。
飲酒運転がなくなるように、一人一人が注意してほしいと思います。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、こうした飲酒運転の弁護活動も承っております。
もちろん、酒酔い運転酒気帯び運転をしてはいけません。
しかし、こうした行為により刑事責任を問われる被疑者や被告人にも守られるべき利益があります。
この利益を守るのが弁護士の仕事です。
大切な人が飲酒運転で逮捕されてしまった場合には、直ぐにご相談ください。
初回接見・無料法律相談など、様々な対応方法をご案内いたします。

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