愛知県警瀬戸警察署が逮捕 自動車による交通事故事件の弁護士

2014-10-11

愛知県警瀬戸警察署が逮捕 自動車による人身事故の弁護士

愛知県瀬戸市に住むAさんは、自動車を運転中自転車との人身事故を起こしてしまいました。
Aさんは、愛知県警瀬戸警察署現行犯逮捕されました。
後日、名古屋地方裁判所に起訴される予定です。
そこでAさんの妻は、弁護士事務所無料法律相談に来ました。
(フィクションです)

~自動車による人身事故~

自動車による交通事故事件のうち、人身事故は自動車運転死傷行為処罰法違反の罪に問われることになります。
以下では、過失運転致死傷罪と危険運転致死傷罪について紹介します。

■過失運転致死傷罪(自動車運転死傷行為処罰法5条)
過失運転致死傷罪とは、自動車運転手の過失によって人身事故を起こしてしまった場合に成立する犯罪です。
この罪は、もともと刑法という法律で自動車運転過失致死傷罪として規定されていた犯罪です。
2013年に自動車運転死傷行為処罰法が作られたことで、こちらの法律で処罰されることになりました。
それと同時に、刑法に定められていた自動車運転過失致死傷罪は、削除されました。
この罪の法定刑は、7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金です。

この罪に問われた場合でも、執行猶予付き判決を獲得できる可能性があります。
もっとも、被害者のケガの程度が重大である場合などは、執行猶予付き判決獲得の可能性が下がってしまいます。

■危険運転致死傷罪(自動車運転死傷行為処罰法2、3条)
危険運転致死傷罪とは、アルコールや薬物を摂取しての自動車運転、制御不能な高速度自動車運転などによって人身事故を起こした場合に成立する犯罪です。
一般的な自動車による人身事故よりも特に悪質性・危険性が髙いとして、特別に設けられている犯罪です。
この罪は、もともと刑法という法律で規定されていました。
過失運転致死傷罪と同様に自動車運転死傷行為処罰法が成立したことで、こちらの法律に移されたのです。
その際、危険運転致死傷罪の適用範囲が拡大される・新たな類型が追加されるという変更が行われました。
この罪の法定刑は、危険運転の態様に応じて、15年以下の懲役または12年以下の懲役になります。

危険運転致死傷罪で有罪判決を受ける場合、人身事故事件の悪質性・危険性は高いと判断される場合がほとんどです。
そのため、執行猶予付き判決を獲得することが難しくなってきます。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所では、自動車による交通事故の刑事弁護活動も多数経験しています。
執行猶予付き判決・不起訴処分の獲得実績も多数あります。
人身事故で逮捕されたらぜひ一度ご相談ください。
交通事故・交通違反事件に強い弁護士が即日対応致します。

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