三重県警亀山警察署の呼び出し 逮捕段階で刑事事件の私選弁護人

2014-10-31

三重県警亀山警察署から呼び出し 逮捕段階での刑事事件の私選弁護人

Aさんは、亀山サンシャインパークの近くで発生したひき逃げ事件の容疑者として三重県警亀山警察署から警察署に来るよう呼び出しを受けました。
全く身に覚えがありませんでしたが、警察からの出頭要請を無視し続けると逮捕される可能性があるのではないかと怖くなりました。
Aさんは、どう対応したらよいかわからず、弁護士事務所無料法律相談を受けることにしました。
(フィクションです)

~交通事故・交通違反事件で逮捕される場合~

まず交通違反事件の場合は、運転手の刑事責任が問題となるときでも、逮捕や勾留を受けることなく在宅事件として処理される可能性が高くなります。
しかし、容疑者が警察や検察からの出頭要請を何度も無視している場合や目撃者に接触するなどして証拠隠滅を図っている場合には、逮捕される可能性が生じてきます。

一方で交通事故事件の場合は、人身事故で被害者に生じた傷害の程度が重いときや死亡事故のときに逮捕の可能性が高まります。
また、ひき逃げや飲酒運転など悪質な事案では、更に逮捕の可能性が高まると考えられます。
なお、交通事故事件でも自損事故や物損事故の場合には、罪に問われることはありません。
しかし、事故を起こしたにもかかわらず何ら危険防止措置等をとらず現場を離れた場合には、当て逃げの罪に問われる可能性があるので注意が必要です。

~交通事故・交通違反事件で逮捕段階の弁護活動~

逮捕前の段階においても出来る弁護活動があります。
例えば、次のような弁護活動があります。

■容疑をかけられている事件について法律相談を受ける
■警察や検察に出頭する前に取調べ対応のアドバイスをする
■被害者側と示談交渉を行う

逮捕されてしまった場合には、さらに次のような弁護活動が出来ます。

■逮捕されている警察署に面会に行く
■面会時に早期釈放されるための取調べ対応についてアドバイスをする
■逮捕されている方にご家族などからの伝言を伝える
■ご家族の方に面会時の状況や事件の見通しを説明する

これらは、あくまで一例です。
交通事故・交通違反事件の経験豊富な弁護士であれば、この他にも事案に応じて柔軟に弁護活動を行うことが出来ます。

なお一点注意が必要なのは、こうした弁護活動を行うことが出来るのは、私選弁護人だけだということです。
なぜなら、逮捕段階では、まだ国選弁護人を選任することが出来ないからです。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、私選弁護を専門に行っております。
上記の弁護活動をお望みの方は、私選弁護人を選任していただくしかありません。
交通事故・交通違反事件で逮捕されたあるいは逮捕されそうという方は、ぜひ一度ご相談ください。

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