大阪府警鶴見警察署の過失運転致傷罪 刑事事件専門の弁護士

2016-11-05

大阪府警鶴見警察署の過失運転致傷罪 刑事事件専門の弁護士

Aさんは、よそ見をしながら、大阪市の公道を車で走っていました。
Aさんが交差点に差し掛かったとき、Aさんの目線の先にある信号は青でしたが、Bさんが飛び出してきました。
つまり、Bさんは、赤信号であるにもかかわらず飛び出してきたのです。
AさんはとっさにブレーキをかけたもののBさんに接触し、Bさんは全治3週間の怪我を負いました。
その後、Aさんは大阪府警鶴見警察署の警察官に逮捕されました。
(この事例はフィクションです。)

Aさん、よそ見をしており、Bさんと接触し、全治3週間の傷害を負わせたので、過失運転致傷罪(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律第5条)で逮捕されました。
「自動車の運転上必要な注意を怠った」場合に過失運転致傷罪は成立します。
「自動車の運転上必要な注意を怠った」とは、過失が認められる場合、つまり、注意義務違反があった場合を指します。
本件でAさんは運転中よそ見をしており、注意義務違反、過失があるように思われます。

しかし、Aさんは対面の信号が青信号であり、Bさんが赤信号にもかかわらずいきなり横断しようとしたから事故が起こったともいえます。
そこで、Aさんに選任された弁護士としては、Aさんに過失がないことを主張していきます。
具体的には、被害者が不適切な行動に出ないことを信頼するに足りる事情がある場合、それを前提として適切な行為をすれば足り、このような場合には注意義務違反がないというものです。このような主張を信頼の原則といいます。
本件では、Bさんが赤信号を横断してきているが、そもそも赤信号であれば飛び出してこないと信頼できます。
そこでこのような状況下では過失がないと主張します。
このような主張が認められれば、過失がないとしてAさんは無罪になるかもしれません。

過失の有無については、具体的な事情をもとに注意義務があるかどうかが判断されます。
過失の有無の判断は法律的にも難しく、刑事事件専門弁護士に依頼するのが適切であると考えられます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門であり、交通事故に関する案件も数多く承っています。
大阪市で過失運転致傷罪逮捕されお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお問い合わせください。
(大阪府警鶴見警察署での初回接見費用:3万6300円)

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