名古屋市のアルコールの影響による危険運転致死事件 裁判員裁判に強い弁護士

2016-07-13

名古屋市のアルコールの影響による危険運転致死事件 裁判員裁判に強い弁護士

Aは、アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で自車を走行させたことにより、名古屋市港区の路上において、自車を対向車線の進出させ、折から対抗進行してきた原動機付自転車に自車右前部を衝突させて、被害者に脳挫傷等の傷害を負わせ、被害者を死亡させたとして愛知県警港警察署の警察官により通常逮捕されました。
(フィクションです)

~裁判員裁判における弁護活動~

裁判員裁判の対象事件としては、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律第2条第2項により、裁判所法第26条第2項第2号に規定する死刑又は無期若しくは短期1年以上の懲役若しくは禁錮に当たる罪の中で、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪が対象となります。

アルコールの影響による危険運転致死については、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律の第2条により、アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為をした場合、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処するとされています。
したがって、アルコールの影響による危険運転致死事件については、裁判員裁判の対象事件となります。

裁判員裁判対象事件は、公判前整理手続を必要的に行わなければならず(裁判員の参加する刑事裁判に関する法律49条)、必ず公判前整理手続に付されることになります。
公判前整理手続は、被告人に弁護人がなければその手続を行うことができず、被告人に弁護人がないときは、裁判長は、職権で弁護人を付さなければなりません(刑事訴訟法316条の4)。

ですので、名古屋市のアルコールの影響による危険運転致死事件を起こしてしまった方は、裁判員裁判に強いあいち刑事事件総合法律事務所弁護士にご相談ください。

弁護人が逮捕されている方に接見に伺う初回接見サービスをございますので、事件の内容等を詳しくお知りにならないご親族の方などは初回接見サービスをご用命ください。
(愛知県警港警察署の初回接見費用:3万6900円)

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