名古屋の無免許運転事件で逮捕 少年事件専門の弁護士

2015-06-11

名古屋の無免許運転事件で逮捕 少年事件専門の弁護士

Aくん(16歳)は、無免許で原付バイクを運転していたとして愛知県警中警察署逮捕されました。
同署によると、Aくんが無免許運転で検挙されたのは今回が初めてではないようです。
Aくんの母親は、このことが学校にばれないか心配で、弁護士に法律相談しました。
(フィクションです)

~警察・学校相互連絡制度~

警察・学校相互連絡制度というものをご存知でしょうか。
これは、各都道府県の警察本部と教育委員会が協定を結び、児童や生徒の健全育成のために相互に連絡を取り合う制度です。
愛知県でも平成26年2月5日に愛知県教育委員会と愛知県警本部の間で同制度に関する協定が結ばれました。

警察・学校相互連絡制度は、前述の通り、児童や生徒の健全育成のためという目的のために運用される重要な制度です。
しかしながら、この制度には注意が必要な部分もあります。
それは、少年や保護者が知らないうちに警察から学校に連絡が入り、学校に事件のことを知られるリスクがあるということです。

無免許運転共同危険行為などの交通違反事件を起こしたことが学校に知られれば、退学・停学に追い込まれる可能性もあります。
ですから、交通事故・交通違反事件が起きても、出来る限り事件のことを秘密にしていきたいところです。
この点、幸いなことに同制度導入後も、警察は必ずしもすべての対象事件について自動的に学校に連絡しているわけではないようです。
そのため、無免許運転共同危険行為などの交通違反事件が問題になっている場合は、いち早く弁護士に相談し警察とコンタクトをとってもらうようにしましょう。
早期に警察に申し入れを行うことができれば、学校への連絡を避け、あるいは学校への連絡に際して必要な配慮をしてくれるかもしれません。

もし学校への連絡が避けられないなら、少年に対する不利益処分が最小限になるよう弁護士を通じて学校と交渉する方向で動いていきましょう。
過去の事例では、退学を免れなかった高校3年の少年が、担任の計らいによって編入先の学校を見つけ、内定先も維持できたということがありました。

とにもかくにも交通事故・交通違反事件でまずすべきことは、保護者及び少年の両方が信頼できる弁護士を探すことです。
弁護士と綿密に打ち合わせ、少年にとって何がベストな対応なのかを一緒に考えていきましょう。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、少年事件である無免許運転事件共同危険行為にも対応できます。
困ったときは、まず弊所へご相談下さい。
少年事件専門の熱心な弁護士が、親身になって少年の更生をサポートします。
なお、愛知県警中警察署に逮捕されているという場合は、初回接見サービスにより弁護士が警察署に向かうことも可能です(初回接見費用:3万5500円)。

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