名古屋の無免許運転事件で逮捕 略式命令の弁護士

2015-03-31

名古屋の無免許運転事件で逮捕 略式命令の弁護士

Aさんは、名古屋市千種区にある平和公園アクアタワー近くの信号交差点で物損事故を起こしてしまいました。
原因は、Aさんの前方不注意であったそうです。
現場に急行した愛知県警千種警察署によると、現場でAさんに免許証の提示を求めたところ、Aさんの無免許運転が発覚したそうです。
(フィクションです)

~交通違反事件を全て処理するために・・・~

無免許運転をはじめ罰則の対象となる道路交通法違反の取締件数は、平成25年中に約740万件あったそうです。
そして、このうち約708万件には、反則金制度の適用があったということです。
とすると、平成25年度中に検挙された交通違反事件のうち、罰金などの刑事責任が問題となった事件が、約32万件以上あったということになります。
つまり、一日あたりで換算すると約870件ということになります。

このように膨大な数の交通違反事件ですが、各違反者を罰しようとする場合、やはり法で定められた手続きによらざるを得ません。
なぜなら、法律で定められた手続きによらなければ、刑罰を科せられないというのは、憲法上全ての人に認められた人権だからです。
しかし、交通違反事件の全てを通常の裁判所で開かれる裁判で裁こうとすれば、とても処理しきれないのは明らかです。
そこで、設けられている制度が「略式命令」と「即決裁判手続」です。
次回以降、これらの手続きについて説明していきたいと思います。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、交通事故・交通違反事件に強い弁護士事務所です。
無免許運転でお困りの方も、まずは弊所にご相談下さい。
なお、無免許運転の疑いで愛知県警千種警察署に逮捕された場合、初回接見費用は3万5200円です。

 

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