名古屋の過失運転致傷事件で逮捕 示談の弁護士

2015-06-01

名古屋の過失運転致傷事件で逮捕 示談の弁護士

Aさんは、愛知県警中村警察署酒気帯び運転及び過失運転致傷の容疑で逮捕されました。
Aさんは自身の会社に影響が出ないよう、早期の事件解決を望んでいます。
法律相談後、刑事弁護人となった弁護士は、被害者との示談交渉に臨む準備を進めています。
(フィクションです)

~示談成立の効果~

過失運転致傷事件など被害者がいる刑事事件では、一日も早い示談成立が弁護活動の基本です。
その結果は、不起訴処分執行猶予判決・実刑判決、釈放、勾留など各刑事処分に大きく影響してきます。
もっとも、一口に示談といっても、その内容には様々なものがあり効果も異なります。
今回は、被害者がいる刑事事件で非常に重要な示談をテーマにブログを書いていきたいと思います。

例えば「宥恕」という言葉があります。
これは、被害者が加害者を許すという意味です。
示談の内容として、被害者の宥恕の意思が表示されている場合、示談の効力は通常より高くなります。

示談成立を目指す場合、できれば被害者の「宥恕」の意思を表示してもらえるようにしたいものです。
ただ、「宥恕」の意思が表示されなかったからといって、示談の意味がないわけではありません。
示談金額がまとまり、精算することについて被害者の了解を得ているのであれば、それだけでも裁判官や検察官にアピールできるからです。

なお、時には、被害者側の処罰感情が厳しく示談成立の見込みがない場合もあります。
当然そういった場合でも弁護士としては示談成立につなげられるよう、最大限努力していきます。
しかし、それでも被害者が示談金の受け取りを拒否しているなどの事情から、示談がまとまらないことがあります。

そうした場合には、ひとまず被害弁償だけでも行うようにしていきます。
被害者が金銭の受け取りを拒否を受け取りを拒否している場合には、「供託」という方法もあります。
詳しくは、ぜひ刑事事件専門の弁護士にお尋ねください。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、示談成立に向けた弁護活動も活発に行っています。
もし過失運転致傷事件を起こしてしまったら、まずは示談成立に向けて活動していく必要があります。
一日でも早く交通事故・交通違反事件に強い弁護士にご相談下さい。
なお、愛知県警中村警察署に逮捕されているという場合は、初回接見サービスをご利用ください(初回接見費用:3万3100円)。
そうすれば、弁護士を即日警察署に派遣することが可能です。

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