名古屋の飲酒運転で逮捕 面会の弁護士

2015-03-21

名古屋の飲酒運転で逮捕 面会の弁護士

Aさんは、酒酔い運転の容疑で愛知県警天白警察署現行犯逮捕されました。
Aさんは、居酒屋で焼酎3杯、ビール大瓶3本を飲んだ後で車を運転したようです。
なお、5か月前同じく酒酔い運転の罪で執行猶予判決を受けており、執行猶予中の犯行でした。
(フィクションです)

~飲酒運転に関する法改正の後・・・~

昨日のブログ(2015年3月19日更新)では、飲酒運転に関連する道路交通法改正の歴史を振り返ってきました。
こうした飲酒運転に対する厳罰化の流れは、飲酒運転の減少・撲滅が目的です。
では、飲酒運転厳罰化により、飲酒運転は減少したのでしょうか?

読売新聞(2007年10月25日配信)でこのような記事が出ていました。
「飲酒運転の事故、4割減る・・・改正道交法施行1か月」

この記事によると、平成19年に改正された道路交通法が施行された後1か月間の飲酒運転事故発生件数は前年同期から約40%減少したそうです。
こうした状況は、警察庁がまとめたデータから明らかになりました。
データを集計した期間は、改正道路法施行後の1か月(2007年9月19日~10月18日)です。
この間飲酒運転による事故は、前年同期593件だったのが、350件に減ったそうです。

さらに飲酒運転による死亡事故は、前年同期より9件減少した17件でした。
そして、取締件数は、酒気帯び運転だと前年10月の1か月間より3099件少ない5537件、酒酔い運転も25件少ない88件でした。

このように、平成19年改正後は、飲酒運転に関わる交通事故・交通違反事件が軒並み減少したことが分かります。
ちなみに、平成14年改正のときも、飲酒運転の取締件数及び飲酒運転に関連する事故件数は、共に減少傾向を見せました。
(参考資料:飲酒運転の防止等に対する取組の現状と課題 著・警察庁 交通局 交通事故事件捜査指導官 堀金雅男)

~飲酒運転で逮捕されたら・・・~

このように厳罰化は、飲酒運転の減少に確実に効果が期待できるようです。
しかし、未だ飲酒運転撲滅に至らないのが現状のようです。
つまり、飲酒運転逮捕罰金など様々な刑事処分を受ける人が相当数存在するということです。

あなたの近くに飲酒運転をして逮捕された方がいる場合には、速やかに弁護士に面会を依頼しましょう。
弁護士であれば、逮捕直後でも何ら制限を受けることなく面会できます。
留置場で辛い思いや後悔を噛みしめている方を精神的に支え、また法律的な面でも不当な不利益を受けないよう適切に対処することができます。

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愛知県警天白警察署で行う場合、初回接見費用は3万7300円です。
なお、初回接見サービスは、弁護士を選任する委任契約とは異なり、一回限りのサービスになります。
ご了承ください。

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