無罪を主張なら弁護士へ!東京都の過失運転致傷事件で逮捕に対応

2017-05-16

無罪を主張なら弁護士へ!東京都の過失運転致傷事件で逮捕に対応

Aさんは、東京都荒川区の見通しの悪い交差点を走行中、Vさんの車に衝突し、Vさんに怪我を負わせてしまいました。
この時、Aさんの車は速度制限が時速30キロであったにもかかわらず、時速40キロで走行しており、信号は黄色灯火の点滅を表示していました。
一方、Vさんは飲酒運転をしていた上に、時速70キロで走行し、信号は赤色灯火の点滅を示していました。
この交通事故で、Aさんは警視庁荒川警察署の警察官に、過失運転致傷罪の容疑で逮捕されたため、Aさんの家族が東京都内で刑事事件に強いと評判の弁護士まで相談することにしました。
(参考:最高裁判所判決平成15年1月24日)

~過失運転致傷罪~

自動車の運転上必要な注意を怠り、人を傷害した場合には、過失運転致傷罪となります。
過失運転致傷罪は、自動車運転処罰法と呼ばれる法律で定められています。

上記の例でAさんは、法定速度を超えて運転していたため、過失運転致傷罪が成立しそうです。
しかし、参考にした最高裁判決では、似たような事案で無罪を言い渡しています。
過失運転致傷罪の「過失」は、前提として結果の予見可能性、回避可能性=結果が予測できるか、その結果が回避できるか、という可能性が無ければ認定できません。
最高裁判決では、たとえ被告人(Aさんの立場)が時速10キロで走行していたとしても、事故を回避できたと断定はできず、過失が認定できないとしています。

~弁護士の活動~

上記の事例の基となった最高裁判決では、事故当時の様子が詳細に判明しています。
たとえ実際は無実であったとしても、無罪判決を勝ち取るためには、当時の状況や事情がきちんと証明されたり判明したりすることが重要です。
早期に弁護士に相談・依頼することで、弁護士が事件の詳細を把握する時間が確保でき、活動の幅が広がります。

過失運転致傷事件などの交通事件でお悩みの方、無実の交通事故でお悩みの方は、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
弊所の刑事事件専門の弁護士が、ご相談者・ご依頼者の不安解消のために尽力いたします。
警視庁荒川警察署までの初回接見費用については、0120-631-881までお問い合わせください。

Copyright(c) 2016 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.