愛知県碧南警察署が逮捕 弁護士が名古屋地方裁判所の判決に控訴

2014-11-10

愛知県碧南警察署が逮捕 弁護士が名古屋地方裁判所の判決に控訴

名古屋市在住のAさんは、昨年「過失運転致死罪」の容疑で逮捕、起訴されました。
本日その刑事裁判が開かれ、名古屋地方裁判所は、Aさんに対して有罪判決を言い渡しました。
Aさんは、始めから一貫して無罪を主張していましたが、その主張は退けられました。
Aさんの弁護士は、即日控訴することにしました。
(フィクションです)

~控訴とは~

控訴とは、第一審の判決に不服がある場合に、上級裁判所に対してもう一度裁判を行うよう不服申し立てを行うことです。
例えば、「過失運転致死事件」の第一審が名古屋地方裁判所で開かれ、その判決に不満がある場合、被告人・弁護人又は検察官などは、名古屋高等裁判所に控訴できます。
もっとも、判決に不満があればいつでも控訴できるわけではありません。

・訴訟手続が法令に違反している
・法令の適用に誤りがある
・量刑が不当である
・事実誤認がある

などと言った事情があり、かつこうした事情が判決に影響を及ぼす場合に限り認められるのです。
ですから、控訴をしたいという場合には、信頼できる弁護士とじっくり話し合う必要があるでしょう。

~控訴をし、判決を覆すポイント~

控訴をするためには、厳しい時間制限を守らなければなりません。
控訴が出来る期間は、第一審判決が下された翌日から14日以内に限定されています。
ですから、控訴を考えている場合は、第一審終了後すぐに弁護士に控訴について相談することが重要です。

控訴審で第一審判決を覆すためには、控訴を行う裁判所に対していかに説得力のある「控訴趣意書」を提出するかがカギとなります。
控訴趣意書」とは、控訴した理由などを記載した書類のことです。
控訴審では、主に控訴趣意書に記載された控訴理由について審理します。
ですから、「控訴趣意書」の中でいかに裁判官を納得させる控訴理由を主張できるかが重要なのです。
ここは、弁護士に任せるしかありません。

中でも多数の控訴審での弁護経験がある刑事事件専門の弁護士に依頼することをおすすめします。
なお、第一審と控訴審で弁護士が代わっているということも、何ら問題ありません。
控訴審で望み通りの判決を受けるために、一番頼れる弁護士を見つけてください。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、刑事事件・少年事件専門の弁護士事務所です。
ですから、これまでにも多数控訴審での弁護活動を経験してきました。
もし交通事故・交通違反事件で控訴をお考えの方は、ぜひご相談ください。
過失運転致死罪」の有罪判決を無罪判決に覆す方法を一緒に考えましょう。

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