愛知の酒気帯び運転事件 取調べに強い弁護士

2015-01-19

愛知の酒気帯び運転事件 取調べに強い弁護士

公務員のAさんは、勤務後に酒を飲んだ後、ミニバイクで帰宅途中交通違反をしたとして愛知県警半田警察署に任意同行を求められました。
同署によると、事件当時Aさんから酒のにおいがしたためアルコール検査をしたところ、呼気からは基準値を超える数値が検出されたということです。
Aさんは、すでに勤務した職場を退職しています。

今回は2015年1月16日のNHKニュース電子版を参考にして作成しました。

~酒気帯び運転で取調べを受ける場合・・・~

酒気帯び運転などの刑事事件が発覚した場合、必ず行われるのが取調べです。
取調べとは、警察官や検察官が容疑者から事件について話を聞き、事件の真相を究明することを言います。
交通事故・交通違反事件の取調べで容疑者が話したことは、全て刑事裁判で証拠として使用されることになります。
仮に真実と異なる供述をしてしまった場合でも、その供述が虚偽であることを裁判で証明することは非常に困難です。
そのため、虚偽の供述も含めて、取調べでした供述は、全てそのまま刑事裁判で使用される可能性が高いと言えます。
したがって、取調べにおいてどういった供述をするかということは、最終的な刑事処分に重大な影響を与えるため、極めて重要です。

容疑者が警察官や検察官による取調べを受ける際、不当な不利益を被らないために、容疑者には法律上様々な権利が認められています。
取調べを受けるときには、これらの権利を上手く利用し、その後の刑事手続で不利な状況に追い込まれないようにしましょう。

◆弁護人選任権
弁護士を付ける権利です。
◆接見交通権
逮捕・勾留されている容疑者が弁護士と面会する権利です。
◆黙秘権
自己の意思に反して発言させられない権利です。
◆増減変更申立権
取調べにおいて作成される供述調書の内容について、修正を求める権利です。
◆署名押印拒否権
取調べにおいて作成される供述調書に署名・押印しない権利です。

ただし、自分にとって望ましい事件解決のために「どのような権利を、どのように行使するか」ということがもっとも重要です。
この点は、刑事事件専門弁護士にアドバイスを受けると良いでしょう。
逮捕・勾留されていない場合は、刑事事件専門の弁護士事務所に法律相談に行くことをお勧めします。
一方、逮捕・勾留されている場合は、上記の「接見交通権」を行使することで、留置場において弁護士からアドバイスを受けることができます。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、交通事故・交通違反事件にも強い刑事事件・少年事件専門弁護士事務所です。
酒気帯び運転で取調べを受けるという方は、ぜひ一度ご相談下さい。
お電話の際は、「ブログを見た」とおっしゃっていただけるとスムーズです。

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