愛知の自転車事故事件 減刑が得意な弁護士

2015-02-01

愛知の自転車事故事件 減刑が得意な弁護士

愛知県稲沢市の交差点で自転車と歩行者の交通事故件が発生しました。
自転車に乗っていたAさんは、重過失致傷罪の疑いで現在取調べを受けています。
(フィクションです)

~自転車運転による事故のリスク~

自転車を運転する場合にも、交通事故のリスクは常に存在します。
その中には、
①自分がケガをするリスク(被害者となるリスク)
②物を壊すリスク(加害者となるリスク)
③他人に怪我をさせるリスク(加害者となるリスク)
があります。

どれも大変大きなリスクですが、今回は刑事事件の加害者の立場に立って考えてみましょう。
そうすると、この中で最も大きなリスクは、③ということになります。
確かに②も問題にはなりえますが、法律上、他人の物を壊しても「わざと壊した場合でない限り」、刑事責任は発生しません。
ですから、偶発的に起こる自転車事故の場合、民事責任の問題は別にして、刑事上大きな問題にならないでしょう。

自転車で他人をけがさせ、あるいは死亡させてしまった場合、「重過失致傷罪」に問われる可能性があります。
重過失致死傷罪」で罰せられる場合、5年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金に処せられます。

~任意保険加入の勧め~

上記の刑事責任(重過失致死傷罪で刑を受けること)を少しでも軽くするためには、任意保険に加入することがおすすめです。
任意保険というと、一般的に損害賠償金を支払うという民事責任に関わる事項としてとらえられていると思います。
しかし、交通事故事件の刑事裁判の判例を読んでいると、任意保険により損害賠償をすることができたために減刑されたというケースが多々あります。
つまり、任意保険に加入するということは、民事責任だけでなく刑事責任上のリスクを回避することにもつながるのです。

最近は自転車を対象とする保険も増加してきているようです。
その中には、補償対象として物のみならず人もカバーしているものや、補償金額に上限がないものなどがあります。
自転車事故の加害者になってからあわてても手遅れです。
出来るだけ早く保険に加入して、事前に刑事責任のリスクを軽減しておきましょう。

愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所は、減刑獲得に強い弁護士事務所です。
交通事故は思わぬ時にやってきます。
そんな時でもあわてずに、まずはご相談下さい。
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